ブックタイトルメカトロニクス8月号2021年

ページ
8/52

このページは メカトロニクス8月号2021年 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

メカトロニクス8月号2021年

?? MECHATRONICS 2021.8搭載精度と生産能力を共に従来機比50%向上を実現した車両全周囲の計測が可能なハイブリッドプレーサーの新製品を発売マルチ3D-LiDARモジュールの販売を開始 ヤマハ発動機(株)は、電子部品表面実装用マウンタとベアダイ対応のダイボンダ機能を1台に併せもつハイブリッドプレーサーの新製品『i-Cube10(YRH10)』を発売した。 本製品は、省スペースながら優れた生産性と汎用性で定評のあるデバイス組み立て用ハイブリッドプレーサーに、ウエハ供給装置を標準装備した『i-CubeⅡD(YHP-2D)』の後継機として開発された。幅広い電子部品/半導体パッケージに対するプロセス対応能力の高さを維持しつつ、生産能力と搭載精度を共に50%向上させ、ウエハ供給からのベアチップ搭載速度10800CPH、搭載精度±15μmを実現している。 主な特徴は、①搭載ヘッドとウエハ認識カメラの動作最適化をはじめ、ヘッドに装備したスキャンカメラによる部品 (株)ZMPは、RoboSense社製のマルチ3D-LiDARモジュール『RS-Fusion-P3』の販売を開始した。 本製品は、自動車ルーフに取り付け可能なブラケット上に、RoboSense社製16レイヤー3D-LiDAR『RS-LiDAR-16』をサイドに2つ、80レイヤー3D-LiDAR『RS-Ruby Lite』をセンターに1つ配置、ルーフへ3D-LiDARを設置した際に死角となる車両側面部分もカバーすることができる。各LiDAR情報は統合/同期し出力されるため、導入後スムーズに利用することができる。 構成品は、RS-Ruby Lite×1、RS-LiDAR-16×2、ルーフ取り付け用ブラケット、ディスプレイパネル、同期ボード、セットPC(センサフュージョンソフトインストール済)。 自動車の自動運転/ADAS開発においては、車両近傍を含む全周囲の計測を行うため、複数のLiDARを組み合認識、10連マルチノズル搭載ヘッドの採用、ウエハ交換の高速化などによる高速生産性と、高剛性コンベアの採用や、軸制御最適化および熱補正機能などによる搭載精度の向上、②1台で表面実装用の部品(SMD)とウエハ部品を混載可能な高汎用性、③ウエハ部品の条件出しを視覚的に行えるウエハピックアップ条件出しユーティリティや、ユーザビリティを進化させた新開発ユーザーインタフェース、従来比2倍のフィーダ積載量など、使い勝手を考慮した機能を装備。 小型化、薄型化、低消費電力化、高機能化、多様化の流れが急加速している近年の電子部品/半導体パッケージの実装現場において、一段と微細なプロセスの採用が進み、これまで以上に高い搭載精度と、パッケージングコストに直結する生産性の向上が同時に求められている。わせて使用することが主流となっている。複数のLiDARを利用する際には、各LiDARの取り付け治具の製作やセンサ間のキャリブレーション、また、取得したデータの同期処理が必要となる。 同社では、2021年6月10日より受注を開始している。2021.8 同社では、2021年7月1日より発売しており、年間100台の販売を計画している(国内外)。請求番号H5002請求番号H5001請求番号H0004