ブックタイトルメカトロニクス7月号2021年

ページ
9/52

このページは メカトロニクス7月号2021年 の電子ブックに掲載されている9ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

メカトロニクス7月号2021年

MECHATRONICS 2021.7 93D-LiDAR、カメラ、CAN等のデータ計測をリーズナブルかつ簡単操作で実現する主軸台移動形CNC自動旋盤『Cincom L20シリーズ』にADAS/自動運転向けエントリーパッケージを販売開始設置面積が最小クラスのコンパクトモデルを追加 (株)ZMPは、簡単操作で複数センサを同時に記録開始できるデータ計測システム『RoboDataLogger (ロボデータロガー)』のエントリーパッケージの販売を開始した。 本製品は、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転の研究/開発で必要となる3D-LiDAR、CAN、カメラ、GNSS/IMUなどのセンサ類や、SSD、キーボード、モニタなどデータ計測に必要な機材をパッケージ化している。一般的に、データロガの利用においては各センサのデータ出力仕様と、ロガ設定項目を調査し、検証を交えながら設定を行う事前作業が必要となるが、本製品では必要な機材と面倒な設定作業をセットで提供するため、ユーザーは購入後、すぐにデータ計測を開始することができ、大幅な作業工数の削減が可能となる。データ計測開始は、付 シチズンマシナリー(株)は、主軸台移動形CNC自動旋盤『Cincom L20シリーズ』に、設置面積が業界最小クラスのコンパクトモデル『L20VⅡ』を新たに追加した。 本製品は、奥行寸法を現行モデルより155mm短縮した1065mmで、設置面積が約13%のコンパクト化を実現。φ20mmの自動旋盤としては、業界最小クラスとなり、限られたスペースにおける生産性向上に大きく貢献する。また、必要な機能を維持しながら機械サイズをコンパクト化しており、標準でガイドブッシュ式/ガイドブッシュレス式の切り替えができるほか、φ25mmのオーバーサイズ仕様、LFV技術などの充実したオプションも選択でき、幅広いワークの加工が可能。さらに、90年代後半から発売された旧型のL20と占有面積が同等であるため、ユーザーの既存機更新の際にも、機械設置面積はそのままに属のスイッチボックスを運転席から操作して計測開始/停止が可能であるため、システム操作が苦手な一般のドライバーにも利用することができ、また走行中にスイッチON/OFFすることで、合流や渋滞などの特に欲しいシーンのみをピックアップして計測することも可能。 昨今、ADASの高度化/複雑化、自動運転機能を搭載した車両の登場、そして脱炭素社会へのシフトにより、開発競争が一段と激しくなっている。自動車メーカーや部品メーカーにおいては、開発段階におけるアルゴリズム/機能の検証、リファレンスデータの取得やテスト走行、市場投入後の走行評価など、様々な場面で膨大な走行データの取得/解析が必要となり多大な労力が必要となる。 同社では、データ計測システム『RoboDataLogger』により、本来必要となるシステム設計/開発工数の削減を支機械機能の強化と生産性向上を実現する。 主な仕様は、最大加工径:φ20mm(φ25mmオーバーサイズオプション)、最大加工長:200mm/1チャック(188mmφ25mm仕様)、<GBL>50mm/1チャック、主軸回転数:max.10000min-1、背面主軸最大チャック径:φ20mm(φ25mmオーバーサイズオプション)、背面主軸回転数:max.8000min-1、早送り速度(全軸):32m/min、ツール取付本数:max.32本、ツールサイズ(バイト):□12mm(□13mm、突切□16mm)、質量:2350kg、など。 主な加工ワークとしては、精密機器部品、電子機器部品、医療機器部品、自動車関連部品、などが挙げられる。 同社では、2021年6月下旬より販売を開始し、月間の生産台数10台を予定している。2021.7援していたが、この度ADAS/自動運転用に特化した「エントリーパッケージ」をリーズナブルな価格で提供を開始した。請求番号G5004請求番号G5003請求番号G0005