ブックタイトルメカトロニクス3月号2018年

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概要

メカトロニクス3月号2018年

MECHATRONICS 2018.3 11車両/建機/農機自律移動ロボットなどの位置計測に適した走行性と機能性に優れる回診用装置がさらに進化した高精度位置計測ソリューションを発売デジタル式回診用X線撮影装置を発売 (株)ZMPは、最大5kmの計測エリア内でセンチオーダの位置計測が可能な高精度位置計測ソリューション『ZMPRTK Position-Z』を発売した。 同製品は、GPSとGLONASSに対応し、RTK(リアルタイムキネマティック)によりセンチオーダの位置計測が可能なシステム。フィールド内に固定する基準局と、車両などに搭載する移動局、アンテナや補正信号送受信機、およびビューワアプリケーションなどのソフトウエアが含まれる。RTK のための補正データは、無線(Zigbee)により配信し、従来30m の計測範囲だったが、中継器(オプション)を利用することにより、100mまでの計測エリアに対応した。さらに、Android 端末を利用したインターネット経由での補正データ利用(別途サーバ構築が必要)により、最大5km のエリアでの計測も可能になり、実験環境に応じ (株)島津製作所は、伸縮式支柱の採用やコンパクトになった本体によって前方の視認性向上と快適な走行性を実現したことに加え、大型フルフラットモニタやFPD 収納部ロック機能、豊富なオプションなどによって操作性も高めたデジタル式回診用X線撮影装置『MobileDaRtEvolution MX8 Version』を発売した。 同製品は、デザインを一新するとともに、X線管を支える支柱を伸縮可能にし、かつ装置本体をコンパクトにしている。従来装置の支柱の高さは1780mm(高支柱タイプでは1930mm)だったのに対し、高さは走行時1270mmであり、装置本体の高さも抑えたことで、走行時における前方の視認性が大幅に改善。装置幅も従来製品より20mm抑えた560mmとスリム化したことにより、ベッドサイドの狭いスペースでも使いやすくなっている。また、従来製品て柔軟なシステムが構築できる。付属ソフトウエアでは、衛星の捕捉状況に加えて無線によるRTK 補正データの取得状況をリアルタイムで表示でき、計測環境の調査/構築がスムーズに進められる。また、計測データを地図(オープンストリートマップ)上へ重畳表示させたり3 次元表示を行うビューワも付属している。 主な仕様としては、受信衛星:GPS L1 / GLONASSL1、データフォーマット:NMEA0183、最大出力レート:10Hz、チャンネル数:16ch、外部インタフェース:USB /Bluetooth、サイズ:150×110×40mm、電源:バッテリ(3000mAh /約10 時間)、動作温度:-20 ~60 ℃、など。 テストコース/作業フィールド/キャンパス内などでの車両走行実験や、建機/農機、自律移動ロボットなど、移動のモニタサイズは17インチであったのに対し、19インチのフルフラットモニタを採用したことで操作性が向上。そして、X線の最高焦点位置が従来製品比15mm増の2025mmとなり、高いベッドでの撮影にも対応しやすくなっている。セキュリティの面でも、FPD収納部のロック機能を新たに導入するなどの配慮をし、新しいオプションとして、X線を照射するためのワイヤレスハンドスイッチも利用可能にしており、回診業務のさらなる効率化に貢献。さらに、同社が推進するコンセプト「DR NEUTRAL 2.0」により、ユーザーは既存システムに合った、より連携性と親和性の高いDRシステムを選択/使用できる。軽量化された14×17インチサイズの最新FPDにも対応でき、従来以上に最適な状態で装置を利用できる。 同社では、2018年1月17日より販売を開始している。2018.3体の自動走行時の位置計測システム、またリファレンスシステムなどで活用できる。 同社では、2018年1月24日より販売を開始している。請求番号C5004請求番号C5003請求番号C0007