ブックタイトルメカトロニクス10月号2017年
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メカトロニクス10月号2017年
8 MECHATRONICS 2017.10大電力アプリケーションのさらなる進化に貢献する直流抵抗25%減で有機ELパネルに最適な省エネ性能を実現する車載/産業機器に最適な低抵抗シャント抵抗器をラインアップに追加リカロイ パワーインダクタの量産を開始 ローム(株)は、車載や産業機器など高電力が必要なセットの電流検出用途に適している高電力/低抵抗シャント抵抗器『PSRシリーズ』に、小型版となる『PSR100シリーズ』を新たにラインアップした。 同製品は、抵抗体金属に高機能合金材料を採用したことにより、低抵抗領域でも優れた抵抗温度係数(TCR :Temperature Coeffi cient of Resistance)を達成。さらに、同社独自の精密溶接技術を駆使し、作り込みを行うことで、3W の高電力で小型サイズ(6.35×3.05mm)を実現し、本来両立が難しいとされる高電力と小型の両立に成功した。これにより、車載や産業機器分野など厳しい温度保証が要求されるセットの回路にも余裕をもって使用することができるため、設計負荷の軽減やアプリケーションのさらなる小型化にも貢献する。アプリケーション例と アルプス電気(株)は、 近年需要が増加しつつある有機ELパネルを搭載した各種モバイル機器の省エネに貢献する、リカロイ パワーインダクタ『GLUシリーズ』を開発し、量産を開始した。 同製品は、同社従来製品をベースに優れた軟磁気特性をもつ同社独自開発の低コアロス材リカロイを使用し、巻き線技術を高度にしたことで、DCR(直流抵抗)を低減。これにより、特に重負担時での電力変換効率が向上し、有機ELパネルの高輝度時や動画再生時にも良好な特性を発揮することで、モバイル機器の電池長寿命化に貢献する。また、チップ部品として低背に有利な下面電極構造を採用し、製品上面に電極がないため、同製品に近接してノイズ対策部品などを設置することが可能となり、セット製品設計の自由度を向上させる。主な用途としては、スマーしては、車載ではオンボードチャージャ/電動コ/ EPS、産業機器ではUPS /基地局などが挙 シャント抵抗器は、大電力アプリケーションの用途として、車載や産業機器分野で幅広く搭載る。中でも車載分野においては、電子/電動化もに、小型モータやECUの搭載数が増加の一おり、高電力でありながら小型のシャント抵抗へ高まってきている。こうした中、長年実績のあするユーザーニーズも高まってきたため、今回抵抗が特徴の『PSRシリーズ』に、新たに小型ラが追加された。 同社では、2017年4月より月産15万個のを開始しており、今後も車載/産業機器を注力抵抗器からトランジスタ、ダイオードに至るまで、トフォン/タブレット端末/その他、有機ELを搭載したモバイル機器などが挙げられる。主な仕様は、外形サイズ :W2.0×1.6×1.0mm(GLUHKシリーズ)/W2.5×2.0×1.0mm(GLULKシリーズ)、インダクタンス : 0.47~2.2μH(GLUHKシリーズ)/ 0.47~4.7μH(GLULKシリーズ)、直流抵抗 : 30~126mΩ(GLUHKシリーズ)/ 24~192mΩ(GLULKシリーズ)、など。 昨今、スマートフォンなどのモバイル機器は、より高い画質を実現するために有機ELパネルを採用することが増え、2020 年にはその搭載率が5割を超える見込みであるといわれている。また、ユーザーの間ではタブレット端末での音楽や動画視聴が一般的となり、モバイル機器の使用電力負担がさらに増加していることから、各セットメーカーでは端末の省エネ対策が課題となっている。 同社では、2017 年5 月より量産を開始している。野におけるラインアップを強化していく予定。2017.10ンプレッサげられる。電流検出されていが進むとと途を辿っての要求がる同社に対高電力、低インアップ体制で量産分野とし、パワー分請求番号K5002請求番号K5001請求番号K0004