ブックタイトルメカトロニクス9月号2017年

概要

メカトロニクス9月号2017年

8 MECHATRONICS 2017.9安全度水準SIL2に対応した高画質／生産性向上で小ロット多品種印刷ニーズに対応する無線ガス検知システムを発表デジタルラベル印刷機を発表　横河電機（株）は、安全計装システム『ProSafe-RSR4.03.10』を開発し、これを用いた『ProSafe-RS SIL2無線ガス検知システム』を発表した。　同システムは、安全度水準SIL3対応の安全計装システム『ProSafe-RS R4.03.10』、フィールド無線ネットワーク機器、警報器、およびGasSecure AS（ガスセキュア社）の無線ガス検知器『GS01』や『GS01-EA』などで構成。無線技術を導入したことで、検知器を柔軟に配置でき、また安全度水準SIL2に対応しており、防消火システムや緊急遮断システムとして活用できる。同システムと従来の有線式のガス検知システムを、同社の統合生産制御システム『CENTUM VP』の操作監視画面で統合して効率的に監視することができ、有線式のガス検知器と同じ操作プレートを無線ガス検知器『GS01』とその延長アンテ　エプソンは、表現力／再現性を高めた高画質印刷の実現と、生産性の向上、充実のサポート体制による安定稼働を実現するデジタルラベル印刷機『SurePress』の新製品として、『L-4533AW（6色＋ホワイトインク搭載モデル）』と『L-4533A（6 色モデル）』の2モデルを発表した。　同製品は、今回新たにエッジスムージング機能を搭載し、画像の輪郭や細い線／文字などの表現や、高速印刷時のべた塗りの品質向上を実現。インクは、従来機同様の水性顔料インク『SurePress AQ ink』を採用しており、ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー、オレンジ、グリーンの基本6 色で、食品のみずみずしさを際立たせる色彩やコーポレートカラーなど、ラベル印刷に求められる高品質な印刷を実現。さらに『L-4533AW』には、ホワイトインクが搭載されており、ホワイトインクは隠蔽性が高く、透明フィルナ『GS01-EA』に使用して監視できるため、デザインが標準化されひと目でわかりやすい画面構成で、誤認識や誤操作の防止に貢献する。　安全計装システムは、石油やガス、石油化学、化学などのエネルギー、素材産業において、操業時の異常を検出してシャットダウンなどの緊急動作を安全に実行する緊急遮断システムや、火災の消火や延焼防止を目的に防消火設備を起動する防消火システムとして、プラントの安全確保に活用されている。また、フィールド無線システムは、プラントに設置されるフィールド機器と、監視／制御システムとの間の通信を無線化するシステムで、配線が困難な場所にフィールド機器を設置できる、通信ケーブルや敷設コストが削減できるなど多くのメリットがあることから、プラントの安全対策に無線技術を取り入れるケースが増えている。ムに白地や白文字を印刷するなど幅広い用途で利用できる。バリアブル印刷時の速度は、従来機の1.8倍を実現し、低パス（4pass ／ 6pass）モードの画質改善により、高速印刷でも高品質を可能にして生産性向上を実現。また、印刷機の状態をオペレーターへメールで知らせるメール送信機能の追加により、離れた場所で印刷機の状況を把握でき、オペレーター1人で複数台操作も可能になり、印刷現場の省人化に貢献する。そして、導入から運用までの充実したサポート体制により、安定稼働を支援する。　ラベル印刷市場では、小ロット多品種印刷への対応や印刷工程時間短縮のためデジタル化が進んでいる。『SurePress』は、同社ならではのインクジェット技術により、ラベル表示の多色化に応える高画質印刷、さらには上質紙やPETフィルムをはじめ幅広いラベル素材に対応し、様々なニーズに対応する。　同社では、2017 年9 月上旬より販売を開始する予定。　同社では、2017 年9 月より販売を開始し、2018 年度100システム（国内外）の年間販売を目標にしている。2017.9請求番号J5002請求番号J5001請求番号J0004