ブックタイトルメカトロニクス12月号2016年
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メカトロニクス12月号2016年
2016年9月14日(水)~16日(金)の3日間、パシフィコ横浜において、LED の設計・アプリケーション開発の専門展『LED Japan 2016』が開催された。 同展示会は『InterOpto 2016』『BioOpto Japan2016』『LaserTech 2016』と同時開催された。3日間の来場者数は7,718 名にのぼった。■身近な光で情報通信が可能に (株)Luciでは、身近にある光を、広告やイベントツール、緊急時の通信などの媒体として用いることができる「可視光通信」に関する展示を行っていた。 同通信は、光のオン/オフ情報を情報通信技術の1と0とみなし、光を高速点滅させることによって情報伝達を可能にするもので、LEDの高速応答の性質を活かし、光自体を通信媒体として情報を発信すること、及び、最大20Mbps の双方向通信を行うことができる。同社では、ID 受信機能をアプリに組み込むための専用APIも提供する。同通信は目に見える「光」の情報通信であるた 2016 年9 月14日(水)~16日の3日間、東京ビッグサイトにおいて『第18 回 自動認識総合展』が開催された。3日間の総来場者数は、同展示会の『国際物流総合展2016』と合わせて27,766 名を集めた。■小型軽量で ハンディターミナルの機能性 (株)ウェルキャットでは、同社の製品を導入した各社の事例を数多く紹介しつつ、実機を展示していた。 ウェアラブルターミナル『WIT-SERIES』はユーザーの声によって開発され、ハンディターミナルの機能性はそのままにハンズフリーで様々な作業の業務改善、効率化に貢献する製品。使用者の立場に立った設計により、薄くて軽量、かつ小型を実現する他、常に身につけているので落下の心配がないこと、豊富なI/Fを搭載しており様々な周辺機器や端末との連携に対応すること、などの特徴を有する。■モジュールのカスタマイズが可能 (株)九州テンは、階層構造にすることでコンパクトな構造を実現したIoTゲートウェイ機『QRIoT』を紹介。め、「 区切れる」「遠くまで届く」「水を通過する」「通信状態が見える」「電波障害がない」などの特徴があり、たとえば駅においては、設備照明から広告や多言語マップの配信、イベント時のスタンプラリーの発信光源などの用途が想定されるという。■自然光に近いLED シーシーエス(株)では、デバイス単体はもちろん、製品に組み込んだ完成品においても高品質な光を実現する同社独自の「自然光LED」に関する展示を行っていた。 同製品は紫色から赤色まで、すべての可視光波長を含んでいるため、太陽の下の自然の光にきわめて近い特性を有し、平均演色評価数はRa98を達成。肌色や原色を再現する特殊演色評価数でも高い ユーザーの要求にあわせたモジュールのカスタマイズが可能で、中継機としても運用可能な同製品は、①フレキシブルな接続。オプションモジュールを入れ替えることで様々なネットワーク接続に対応。[インターネット接続]3G /有線LAN /無線LAN、[ローカルネットワーク接続]Bluetooth Low Energy / BIuetooth/無線LAN、特定小電力(920MHz)、② センサデバイスとの接続が容易。UART、SPI、I2Cなどの様々なインタフェースに対応、などの特徴をもつ。■ディープラーニングを用いた システムとサービスを提供 (株)トラスト・テクノロジーは「人工知能(ディープラーニング)開発サービス」を紹介していた。 ディープ・ラーニングの先行開発を行っている同社では、同技術を画像解析や信号解析に適用することで複雑かつ曖昧な対象物に対して人の目と脳に近い分類や判定を行うことができるその機能を数値を達成し、医療用の光源としても適する。従来の白色LED 照明と比較して、赤色や黄色、青色を鮮明に表現することが可能。また、LEDデバイスの開発から製品化までの一貫した同社の生産体制によって、要望に応じた最適なLEDデバイスをカスタマイズする。■ UV-LEDで小型かつ長寿命を実現 理想計測(株)では、屋外曝露試験の欠点を克服するUV-LEDによる促進劣化装置『UV 光促進劣化試験機』を紹介していた。 屋外曝露試験は使用実態を反映するが、従来の紫外線耐候性試験では、屋外の自然光曝露では長時間を要する、紫外線蛍光ランプによる耐候性試験では紫外線ランプの寿命が短い、10倍以上の試験時間の短縮には困難がある、などの欠点があった。同製品は、2000W/m2で紫外線耐候性試験が行え、促進性が優れており、きわめて短時間で試料を評価可能。UVは試験の目的に応じて紫外線の種類を変更できる。UVとLEDを使用しているので、365 ~400nm 以上まで広範囲の紫外線波長を選択して紫外線照射試験が実施でき、また簡単に種類を変更して実施できる。活用し、「ディープラーニングの技術コンサルティング」や、「ディープラーニングを応用したシステムの開発」「学習用データの収集、分類、加工作業」「学習用データの収集、分類、加工ツールの提供」などのサービスを提供している。■親指でトリガボタンを押すだけ アイニックス(株)は、iOS、Android、Windows 対応のウェアラブルリングスキャナ『GSR-1000BT』を紹介していた。 指に装着することでハンズフリーを実現する同製品は、バーコードに向けて手首を動かし、親指でトリガボタンを押すだけ、と、簡単に直観的な操作が可能で、レーザスキャナですばやく読み取り、Bluetooth4.0LEで高速転送可能。また、左利き、右利きに合わせてスキャナを回転させることができる。Zebra 社のスキャンエンジンSE955を搭載しており、高い読取性能を実現する。 同展示会の次回開催は、2017 年9 月13日(水)~15日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて予定されている。2016年9月14日(水)~16日(金)パシフィコ横浜(株)JTBコミュニケーションデザイン2016年9月14日(水)~16日(金)東京ビッグサイト(一社)日本自動認識システム協会■ 会 期■ 会 場■ 主 催■ 会 期■ 会 場■ 主 催LED Japan 2016第18回 自動認識総合展MECHATRONICS 2016.12 49『QRIoT』トラスト・テクノロジーのブース「可視光通信」に関する展示「自然光LED」に関する展示UV 光促進劣化試験機二次元ウェアラブルターミナル『WIT-220-N』/『NR』ウェアラブルリングスキャナに関する展示