ブックタイトルメカトロニクス12月号2015年

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概要

メカトロニクス12月号2015年

MECHATRONICS 2015.12 4580図3-18 射出成形機の稼動 3-9)新保實「プラスチックの粘弾性挙動とされに起因する成形不良と対策法」TAインスツルメント3-9)日本精工(株)「射出成形機・プレス機の市場環境」、(株)潤滑通信社「射出成形機・メンテナンスと潤滑管理のポイント」2004-103 製造を見てみよう(その7)おく(保圧工程)。放置した金型は冷却された(冷却工程)後に、雌雄の金型は開かれて(型開き工程)、成形された樹脂製品が放出される(製品取出し工程)。空になった雌雄の金型は再び締められる(型締め工程)が、同時にシリンダは逆回転されて計量工程を再開している。射出成形機はこうして機能的な作動を連続させている(図3-18)。 射出成形機を操作するには、樹脂原料の成分特性を認知し、成形装置特有の作動を習得し、かつこれらの要素を有機的に勘案した技能が求められる(図3-17)。かなりの経験に基づくようで、管理者・技能者には国家試験“プラスチック成形技能士“合格のレベルが必須といわれている。【参考文献】3‐7)「プラスチック材料の理解」、千坂浅之助「射出成形技術入門」シグマ出版1992、「高分子辞典」朝倉書房1971、安田武生「プラスチック材料の各動特性の試験法と評価結果」プラスチックVOL.51,No.12、3-8)安田武生「プラスチック材料の各動特性の試験法と評価結果」プラスチックVOL.51,No.12