ブックタイトルメカトロニクス12月号2014年

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概要

メカトロニクス12月号2014年

MECHATRONICS 2014.12 4568図2-237 ランダム配置の照度分布(立体表現)図2-236 ランダム配置の照度分布(平面表現)度である。薄型化への途は難渋のようだ。2 設計からはじめよう(その67)布を吟味しただけで事足りたとしているが、2 次元配置になると様相は異なってくる。物事はやってみないと判らないものだ。 このように図解方法を活用して照度分布の均等化手段を理解できた。バックライトの厚さを大きくしたくないので間隙距離Hの拡張を抑え、2次元配置の発光部材の拡散角Θを拡大するには、発光素子を被覆する直射レンズの表面形状を入念に設計してゆかなくてはならない。拡散角Θや拡散指数n に希望の数値を代入したとしても、レンズの内外面に微妙な形状変化を与え、製造手段にも影響するので、入念な光学設計力を必要とする。現状の多くの事例では拡散半角40°(全角80°)が精一杯のようで、素子部材の隣接間隔μは25 ~ 90 mm、照射間隔距離Hは30 ~ 50 mm程