ブックタイトルメカトロニクス7月号2014年

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概要

メカトロニクス7月号2014年

MECHATRONICS 2014.7 4563図2-219 照射面の定義図2-220 特許事件⑫への補助説明図要求される。【参考文献】2-135)特許電子図書館(IPDL)2 設計からはじめよう(その62)がら並列させ、単位照度を合成して照射面全体の照度分布を確認し、その均等性を図る。 この計算工程で光学系単位を並列させて手作業の計算は煩わしい。このような目的に耐えられるように、単位曲線の半値半幅H alf Width at Half Maximunを表現する数式を発案してみた(図2-220(b))。数式の中で指数nを操作すれば曲線形状が三角形から釣鐘型へ、さらに矩形にも変化する。全値Aと全幅2 σとで曲線の細長比を整えられ、曲線が包含する面積を取り扱う光束Φ相当にも設定できる。さらに、偏りμに隣接間隔距離を代入すると、単位光学系を無駄なく並列させられるし、またその値を全幅2 σに設定すれば照度分布が効率よく均等化される。全く優れた機能をもつ適用性が広い数式ができた。このように直射レンズの設計工程の要所随所では、結像光学系とは異なる照明光学系としての新規な発想による的確な数式が