ブックタイトルメカトロニクス4月号2014年
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メカトロニクス4月号2014年
MECHATRONICS 2014.4 53 アジア最大級規模となるクルマの次世代技術の専門展『オートモーティブ ワールド 2014』が、2014 年1 月15日(水)~17日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて開催された。 同展示会は、『第6回[国際]カーエレクトロニクス技術展 ~カーエレ JAPAN~』、『第5 回 EV・HEV 駆動システム技術展 ~EV JAPAN~』、『第4 回 クルマの軽量化 技術展』、『第2 回 コネクティッド・カー EXPO』の4 展で構成され、3日間の総来場者数は18,469 名を集めた。■ 4つの誤差成分(水平/垂直/ヨーイ ング/ピッチング)を同時に測定 中央精機(株)は、直線運動の4つの誤差成分(水平/垂直/ヨーイング/ピッチング)を同時に測定することが可能な、真直度測定機『ストレーター TC-3』の展示を行っていた。 同製品は、可視光LD光源の採用で測定ポイントが直接見え、測定のためのセッティングが容易。また、検出ブロックにも微調整機構を採用し、測定のためのセッティングをさらに容易にしている。大きさも従来製品と比べ、大幅に小型化を図り、体積/質量ともに半分以下になっている。■自社開発の近磁界プローブを採用 森田テック(株)は、自社開発の近磁界プローブを採用することで、全方向の磁束測定、測定周波数帯域:150kHz ~ 3GHz / 150kHz ~ 8GHz(CISPR22対応)、発生位置の特定が行える高性能EMCノイズスキャナ『WM7000シリーズ』の展示を行っていた。 同製品は、プリント基板には画像設定モードで簡単測定、微小部品には治具設定モードで精密測定、ケーブルや定型外の物はポイント設定モードなどを用意し、多彩な測定モードをもつことで測定対象物を選ばない。測定範囲は、ハイビジョンカメラで撮影した画像上で、マウスを使って簡単に設定できる。■ eCallシステムにおける車載器の通信 シーケンス試験を机上で実現 アンリツ(株)は、eCallシステムにおけるIVSとPSAPとの通信シーケンスをエミュレートするIVS-PSAP通信エミュレータ『eCall Tester』の展示を行っていた。 同製品は、同社製シグナリングテスタ『MD8475A』と連携し、GSMの試験環境をすばやく構築できる。実環境で発生が困難なMSDシーケンスの通信タイムアウト異常や、基準MSDとの比較も可能。GSMの実網環境がない実験室でも、IVS 開発環境を再現でき、開発コストを低減することができる。■高精度の計測機能を搭載 河村電器産業(株)は、「エネルギーの視える化」と「エネルギーの最適制御」を実現する高精度の計測機能を搭載した『enステーションEcoEye』の展示を行っていた。 同製品は、エネルギー情報を収集する高精度の計測ユニットを盤内に搭載。計測データの通信プロトコルは、HEMS の標準インタフェースであるECHONET Liteを採用し、HEMSの上位システムとのスムーズな連携を可能にする。また、エネルギー計測部の配線や計測機器の設置スペースを大幅に削減する。 同展示会の次回開催は、2015 年1 月14日(水)~16日(金)、東京ビッグサイトにて開催される予定。 進化し続ける有機EL照明など最新技術が集結する『ライティングジャパン2014』が、2014 年1 月15日(水)~17日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて開催された。 同展示会は、『第6回 次世代照明技術展』、『第4 回LED /有機EL 照明展』、『第2 回 東京デザイン照明展-DESIGN LIGHTING TOKYO-』の3展で構成され、3日間の総来場者数は14,322 名を集めた。■配光特性を評価 大塚電子(株)は、光度の角度分析を測定し、配光特性を評価する配光測定システムの展示を行っていた。 同製品は、最大2,400mmのLED照明器具の配光測定に対応し、有機ELや大型ディスプレイの配光測定も可能。2 軸ゴニオメータを自動制御して、角度ごとの分光分布測定を行い、球帯係数法により、分光全放射束と全光束を求めることができる。新型検出器の採用により、広ダイナミックレンジ測定が可能で、IESNA のLM-75およびCIE121に対応する。紫外域/近赤外域の配光測定にも対応が可能。■液晶ディスプレイの可能性を求めて 東京新技術ホールディングス(株)は、映像表示技術を駆使し、12枚の透明ディスプレイを使用した、照明と透明ディスプレイの融合シャンデリアの展示を行っていた。 同社は、透明ディスプレイの可能性の1つとして、試作モデルシャンデリアを製作して展示。今後、建設資材利用の分野へ展開し、自動ドア/雪見障子など壁やドアと透明ディスプレイとの融合、照明と透明ディスプレイとの融合、利用分野の開発を推し進めていく。■より明るく、より省エネを目指して (株)東和テックは、より明るく、より省エネを目指した「人」と「環境」に優しいLED 照明の展示を行っていた。 同製品は、200W タイプのTL-H200( 水銀灯1,000W 相当)と450WタイプのTL-H450(メタハラ700W 相当)の2タイプを用意している。主な仕様は、本体寸法:255×480×φ360mm(TL-H200)/380×497×φ360mm(TL-H450)、重量:約7.8kg(TL-H200)/ 約13.1kg(TL-H450)、電源ユニット:内蔵、調光(信号):5~100 %、全光束:21,000lm(TL-H200) / 42.000lm(TL-H450)、色調:5,000K(オプション2.700K)、演色性:Ra70、光源寿命:約60,000 時間、防水性:IP65、など。■可動式反射鏡を採用 (株)オプトコムは、可動式反射鏡の採用により、光源を傾けることなく縦/横方向全角度の配合の安定計測を実現するゴニオフォトメータ『GMS-2000』の展示を行っていた。 同製品は、光源と反射鏡動作の組み合わせにより、光源を傾けることなく縦/横角度すべての方向の光計測が可能で、より光度が安定する。測光ヘッドは、反射鏡前方の要求測光距離の固定位置に配置され、各方向の光度を検出する。回転優先度は、ソフトウエアにより設定される。 同展示会の次回開催は、2015 年1 月14日(水)~16日(金)、東京ビッグサイトにて開催される予定。ライティングジャパン2014 2014年1月15日(水)~17日(金)東京ビッグサイトリード エグジビション ジャパン(株)■ 会 期■ 会 場■ 主 催オートモーティブ ワールド 2014 2014年1月15日(水)~17日(金)東京ビッグサイトリード エグジビション ジャパン(株)■ 会 期■ 会 場■ 主 催真直度測定機『ストレーター TC-3』LED 照明ゴニオフォトメータ『GMS-2000』高性能EMCノイズスキャナ『WM7000シリーズ』IVS-PSAP 通信エミュレータ『eCall Tester』計測機能内蔵型『enステーションEcoEye』配光測定システム照明と透明ディスプレイの融合シャンデリア