ブックタイトルメカトロニクス3月号2014年

概要

メカトロニクス3月号2014年

MECHATRONICS 2014.3 11高精度電力計と波形測定器の長所を併せもつタブレット端末やスマートフォンとBluetooth 接続ができる電力測定器を発売レシートプリンタを発売横河メータ＆インスツルメンツ（株）は、広帯域＆高速サンプリングで電圧／電流／電力波形の表示と電力演算を高次元で両立する、電力測定器の新製品『プレシジョンパワースコープPX8000』を発売した。同製品は、サンプリング速度が同社従来機種の20倍となる100MS/sで、従来機種では難しかったワイヤレス給電器、インバータの昇圧回路部品などの高周波信号で駆動される機器の電力測定が可能。従来の電力計は、一定時間の電力の平均値を演算で算出していたが、捕捉した波形データを内部メモリに保存することで、任意の時間の電力変化を詳細に解析することが可能。また、起動時や入／出力急変時など高速に変化する過渡電力を測定することができる。電流プローブなどの外付けセンサを使用する場合、センサの内部回路の影響で入力信号のエプソンは、タブレット端末やスマートフォンとBluetooth 接続ができ、Apple 社 MFi ライセンスプログラム認定を取得したレシートプリンタ『M-T20 シリーズ』の新製品『TM-T20 Ⅱ』を発売した。同製品は、Apple 社からMFi ライセンスプログラム認定を取得したBluetooth 規格インタフェースを搭載し、iPhone ／ iPad などのiOS 端末との簡単接続を実現。iOS端末だけではなく、Android端末とのBluetooth 接続も可能。電源ユニット、AC ケーブル、壁掛け金具など必要なものを同梱した使いやすいオールインワンパッケージとなっている。用紙幅は、同梱の「用紙幅58mm用ロール紙ガイド」を使用し、58mm と80mm のどちらかを設定することが可能。また、縦置き／横置き／同梱の専用金具を使用しての壁掛けなど、設置スタイルを位相がわずかに変化するため、測定対象によっては測定精度が落ちる場合があるが、位相差を補正する機能を付加しているので、測定値の精度を維持することができる。太陽光／風力発電をはじめとする再生可能エネルギー関連機器、自然環境に配慮した電気自動車（EV）やハイブリッド車（HV）、家電製品などの開発では、エネルギー効率のさらなる向上が急務となっている。これらの機器／装置の省エネルギー化の??となる電力変換装置（インバータ）には、変換過程における電力損失を抑えるために、より精密に制御して無駄を減らすことが求められている。また、起動時や入／出力急変時など多くの電力を必要とする状況での瞬間的な電力値の推移（過渡電力）を正確に測定したいという要求も多くなっている。そのため、信号を収集する周期（サンプリング周期）をさらに短選択することができる。ボディーカラーは、クールホワイトとダークグレーの2種類を用意。文字やグラフィックのサイズを縮めずに上下の余白と空白行を削除することが可能となる機能、次の伝票のロゴを先に打っておくことでレシート先端部を約8mm 節約することが可能な「ロゴ先打ち機能」を搭載し、用紙節約が可能。現在、飲食や小売／サ－ビス業を中心に、タブレット端末やスマートフォンなどのスマートデバイスを利用したPOSシステムやオーダエントリーシステムの導入が進んでいる。無線LAN 接続には無線アクセスポイントの設置やIP アドレスの管理が必要だが、Bluetooth 接続ではそれらが不要な上に接続も簡単で、電波干渉の少ない安定した通信が可能となる。同社では、2013 年12 月17 日より発売し、今後1 年くすることが必要となってきている。同社では、2013年度50台、2014年度250台（海外も含む）の販売を目標にしている。間で約5,000 台の販売を予定している。2014.3請求番号C5004請求番号C5003請求番号C0007