ブックタイトルメカトロニクス1月号2014年

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概要

メカトロニクス1月号2014年

8 MECHATRONICS 2014.1メカトロニクス/エレクトロニクス分野での最新ニーズに対応した性能アップを図りながら低コスト化を実現したスコープコーダ/スコープコーダビークルエディションを発売水平多関節型ロボット/高機能多軸ロボットコントローラを発売 横河メータ&インスツルメンツ(株)は、リアルタイムに電力を演算する機能の追加やPC との連携強化など、メカトロニクス/エレクトロニクス分野で開発や実験に携わるユーザーの最新ニーズに対応した機能を盛り込んだ、オシロスコープとデータレコーダの長所を併せもったスコープコーダ『DL850E』(標準モデル)と、自動車開発用途向け機能を付加した専用モデルスコープコーダビークルエディション『DL850EV』を発売した。 両製品は、捕捉中のアナログ信号やデジタル信号の波形と同時に、最大126 種類の電力パラメータを使って演算した値をトレンド波形で表示できるようになり、これにより電力の変動をリアルタイムに観測できる。幅広い測定ニーズに対応する豊富なプラグインモジュールをラインアップし、これを用いることで、電力パラメータ演算ヤマハ発動機(株)は、従来機に対して高速化、高性能化を図りながら30%以上の低コスト化を実現したヤマハスカラ(水平多関節型)ロボット『YK400XR』を、新開発の高機能多軸ロボットコントローラ『RCX340』と合わせて、2014 年1 月より発売する。『YK400XR』は、優れたコストパフォーマンスと、ロボットの性能を最大限に引き出すことにより標準サイクルタイム0.45sec を実現。最大16軸まで制御可能なリンク機能や各種フィールドネットワークとの接続性向上などの特徴をもつ『RCX340』との接続で、多彩で高機能な制御が可能。また『RCX340』は、ロボット言語、マルチタスク、シーケンス機能、通信、フィールドバスなどの機能を活用でき、衝突防止機能の強化、複数台のロボットとの同期を可能とし、プログラミングやテス値と、温度、ひずみ、周波数などとの複合観測が可能。また、測定データを連続してPC にリアルタイム転送できるようになり、測定/評価項目が増えても、PC のハードディスクを利用した長時間の連続データ記録と記録中のデータ確認が可能。さらに、高精度原子時計を搭載したGPS を使った時刻同期測定が可能になった。 環境保護/省エネルギー意識の高まりなどを背景に、電気/電子機器、家電製品、電子化の進む自動車の開発などにおいて、一層の省エネルギー設計が求められている。省エネルギー化の??を握るインバータやモータの効率をさらに高めるため、開発段階における測定/評価項目が増える傾向にある。そのため、電力測定器と記録計など複数機器の組み合わせが必要になるなど、評価/解析作業が複雑化している。トランを容易する。外形寸法は(W)355 ×(H)195 ×(D)130mm で、従来の4 軸コントローラと比較して体積比約85%と小型化を実現。高機能なプログラミングユニット『PBX』により、簡単に操作/教示ができ、RS-232C とEthernetポートを標準で装備し、フィールドバスも充実した多種多様なFA機器/ソフトウエアとの接続を可能にしている。また、ロボットプログラミングを統合的にサポートする専用PC ソフトウエアを新たに用意し、GUIによる見やすく解りやすいモニタ表示での操作が可能になった。近年、市場からは同社製RCXシリーズの高機能化を求める声が高まり、『RCX240』シリーズの機能をさらに向上させるため、すべての機構を見直し、新たに『RCX340』が開発された。同社製産業用ロボットと組み合わせて使用されることで、今後の需要が期待される製品となる。同社では、『YK400XR』と『RCX340』のセットで、初年度1,500 セットの販売を計画している。2014.1 同社では、2013 年度600 台/ 2014 年度1,500 台(海外も含む)の販売を目標にしている。請求番号A0006請求番号A5002請求番号A5001