ブックタイトルメカトロニクス10月号2013年
- ページ
- 57/60
このページは メカトロニクス10月号2013年 の電子ブックに掲載されている57ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは メカトロニクス10月号2013年 の電子ブックに掲載されている57ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
メカトロニクス10月号2013年
MECHATRONICS 2013.10 57 あらゆるアプリケーションの「省エネ、高効率、高精度」化を促進するモータに関する最適ソリューションが一堂に集まる専門技術展『第31 回 モータ技術展』が東京ビッグサイトで開催された。 今開催は、自動車の電動化に伴う車載モータの需要増加に加え、レアアース確保問題、産業用モータ/ドライバの省エネ/高効率化の観点からも国内外問わず注目が集まっていた。■速度制御/位置制御/トルク制限が 可能 オリエンタルモーター(株)は、速度制御/位置制御/トルク制限が可能なブラシレスモータユニット『BXⅡシリーズ』の展示を行っていた。 同製品は、速度制御/位置制御/トルク制限などの様々なシーンに対応し、機能/性能をアップしながら低コストを実現。ドライバ本体の操作パネルでデジタル設定/操作ができ、回転速度/負荷率/現在位置/運転番号などを表示できる。ドライバ内部の部品の最適配置により、小型/薄型を実現。 「技術が創る 新たな時代」をテーマに、『テクノトランスファーinかわさき2013 ?第26 回先端技術見本市?』が7 月10日(水)~12日(金)の3日間、かながわサイエンスパーク(KSP)において開催された。 同展示会は、「オフィス・ビジネスユース」、「産業機器関連」、「環境・福祉・防災」、「企業ネットワーク」、「産学連携」の5つの部門が設けられ、工業製品やソフトウエアなど多岐にわたる新技術/新製品や研究成果が紹介された。■機械/装置設計プロセスを支援 iCAD(株)は、機械/装置設計プロセスを支援する3DCADシステム『iCAD V7』の紹介を行っていた。 同製品は、ほかの3 次元CADシステムに搭載されているエンジンと比べ200 倍の高速処理性能をもち、100万部品の大規模な機械装置においても0.2秒で処理することが可能で、開発リードタイムの短縮と品質向上を図ることができる。今まで複数のシステムで行っていた、メカ/電気/制御の設計を同一システム上で行うことを実現し、設計情報を一元化できることで、いつでも互いの最新情報を参照/活用しながら並行検討が可能になる。■防水だけでなく防塵性も実現 (株)育良精機製作所は、防水だけでなく防塵性も兼ね備えたDCファン『DF12D-GTEWシリーズ』の展示を行っていた。 同製品は、DCファンシリーズに新たに追加されたモデルで、屋外設置機器にも対応する。主な仕様は、IPコード:IP65、フレーム:アルミダイキャスト(黒色塗装)、羽根:PBT /黒色、形式:DCブラシレスファンモータ、最大風量:2.9m3/min、最大静圧:95Pa、電源:D C 1 2 / 2 4 /48V、など。■直接入力で最大65A の電流測定 日置電機(株)は、同社従来機以上の確度をもちながら、直接入力で最大65Aの電流測定が可能なパワーメータ『PW3336 /3337』の展示を行っていた。 同製品は、直接入力で65Aまで確■安全で低コストを実現 (株)近藤工芸は、安全で低コストを実現するエネルギーシステム『エネモバイル』の展示を行っていた。 同製品は、常用蓄電タイプ(ピークシフト対応)の『EM-2700LI』と非常用蓄電タイプの『EM-G-2500LI』が用意され、両タイプともコンセントから簡単に充電でき、電気自動車にも使われる高品質なバッテリー。『EM-2700LI』は、停電時に瞬時に対応することができるUPS 機能も搭載している。■誰でも手軽に一定範囲の荷重を 与えることが可能 TMCシステム(株)は、同社独自の定量荷重調整機構により、誰でも手軽に一定範囲の荷重を与えることが可能な可搬型加振デバイスの展示を行っていた。 同製品は、一定量の加振(10N±4.0N)を与えることができる同社独自の定量荷重調整機構により、どのように叩いても同程度の加振が可能。手軽に扱えるハンマ型構造を採用し、また構造的に電気デバイスをもたな度保証し、65Aを越える大電流でもオプションの電流センサを使用することで測定が可能。単相2 線から三相4 線まで、消費電力も高調波も全項目同時測定が可能。モータ/インバータ/パワーコンディショナ/電源などの開発・生産や、工作機械/空調機器などの産業機器、家電機器などの省エネ性能把握/確認などの用途に適している。■光ファイバを採用 (株)ミツトヨは、従来製品と違い、光ファイバを採用した小型リニアエンコーダ『FIBER SCALE』の展示を行っていた。 同製品は、従来製品と違い、光ファイバ導波を用いることで検出ヘッド内に電装部品をなくし、小型/発熱源なし/電磁ノイズフリー/検出ヘッド取り付け調整にオシロスコープ不要、などを実現。主な仕様は、出力信号周期:2μm、出力信号:2相正弦波(2Vpp)/2相方形波、最小分解能:10nm(方形波出力時)、検出ヘッド寸法(W×D×H):9.6×5×15(Sタイプ)/20× 6× 10.4(L タイプ)、有効長:最大100mm、最大応答速度:800mm/s( 正弦波出力時)、光ファイバ長:2 /3 /5 /10m( 特注20 / 30m)、など。いため、電気コードなどに動きを制限されることがなく、加振方向を問わずに使用することができる。■高い透明性と均一な面発熱を実現 (株)三興ネームは、高い透明性と均一な面発熱を実現する透明導電膜フィルムヒータの展示を行っていた。 同製品は、透明導電膜フィルムに通電することにより面として均一な発熱が得られ、視界を遮らない透明フィルムは全光透過率も80%前後と高い。薄く省スペース性に優れ、様々な用途に対応可能。LCDなどの液晶起動性補助、可視部の曇り止めや結露防止、実験/試験設備器などの加温や保温、などに使用実績がある。 同展示会の次回開催は、2014 年7 月上旬に予定されている。第31回 モータ技術展テクノトランスファーinかわさき2013(第26回 先端技術見本市)2013年7月17日(水)~19日(金)東京ビッグサイト(社)日本能率協会2013年7月10日(水)~12日(金)かながわサイエンスパーク(KSP)公益財団法人神奈川産業振興センター/神奈川県/川崎市■ 会 期■ 会 場■ 主 催■ 会 期■ 会 場■ 主 催小型リニアエンコーダ『FIBER SCALE』透明導電膜フィルムヒータブラシレスモータユニット『BXⅡシリーズ』3DCADシステム『iCAD V7』DC ファン『DF12D-GTEW シリーズ』エネルギーシステム『エネモバイル』パワーメータ『PW3336/3337』可搬型加振デバイス