ブックタイトルメカトロニクス6月号2013年

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概要

メカトロニクス6月号2013年

MECHATRONICS 2013.6 11応答時間を変えることなく最大8 台まで相互干渉防止する歪みが大きい電力波形でも、安定した正確な電流測定を実現するデジタル2画面表示ファイバセンサを発売パワーアナライザを発表竹中電子工業(株)は、側面接続コネクタで連結することにより、応答時間を変えることなく最大8台までの相互干渉防止や32 台まで連結して使用できる、高機能/高分解能と簡単操作を両立させたデジタル2 画面表示ファイバセンサ『F90 シリーズ』を発売した。同製品は、受光量と設定値を表示する標準表示のほか、感度の異なる複数台を使用時に、受光量の管理がしやすいパーセント表示にも対応。ピーク/ボトム値を表示させたり、表示方向を反転させる機能など便利な機能を搭載。表示を2段階に節電するECO表示も可能。1台のアンプで、ハイパワーとハイスピードを実現する4モードの応答時間が選択可能で、センサを側面連結した相互干渉防止モードでも、異なる応答時間で混在して使用することができる。任意の操作でほかのセンサの設定値のテクトロニクス社は、パワーアナライザ市場へ新規参入し、最初の製品としてプレシジョンパワーアナライザ『PA4000 シリーズ』を発表した。同製品は、同社独自のスパイラルシャント(SpiralShunt)技術を採用し、多くのアプリケーションで一般的に見られる歪みが非常に大きい電力波形であっても、安定した正確な電流測定を実現する。非常に正確なパワー測定、エネルギー/効率測定が行えるため、エンジニアはこのような規制、ユーザーの要件に対応することができる。正確にマッチングのとれた入力、広い入力レンジ、優れた信号処理機能により、どのような測定環境においても再現性のある高確度測定が行える。継続的に高い測定確度を得るため、スパイラルシャント技術と高速デジタル信号処理アルゴリズムにより、高度に変調された読み込みや書き込み、一括ティーチングができるので、センサ取り替えなどのメンテナンスに便利。センサ本体、専用コネクタコードには、親機/子機の区別がなく、どこのユニットからでも電源供給ができる。操作性を重視した4 ボタン構成とし、感度設定(ティーチング)ボタンスイッチは独立させているため、ティーチング後に感度を微調整する感度UP /DOWN ボタン操作などがスムーズに行える。機能を選択するモードボタンは、ほかのボタンスイッチの誤操作を防ぐために段差を付けている。近年、製造設備の高信頼性への要求と共にFPD や電子部品の小型化などから製造設備に使用するセンサの精度、安定性、検出能力の要求も一層高くなってきており、ファイバセンサが使用されるワークの通過検出や位置決め精度などのセンシングにも、安定性、確実性が求められ波形、あるいはクレストファクタ10 の波形であっても非常に高い確度で測定できる。エンジニアによるセットアップ時間、エラーを低減するため、待機電流、モータ駆動、バラストなどのアプリケーション固有の測定モードが用意されている。パワーアナライザは、パワーエレクトロニクスのエンジニアによって、主に多相のパワーエレクトロニクスデバイスの設計、テスト、検証で使用されている。主な業種としては、モータ駆動回路、電気推進、バックアップ電源、代替エネルギー、高効率照明などがある。これらの設計に関わる多くのエンジニアは、行政による規制に適合させる設計、また電力効率や高調波歪み、あるいは電力網で発生する「歪み」の量などの要求に応える設計に携わっている。ている。同社では、20,000台/年の販売台数を目標にしている。同社では、すでに受注出荷を開始している。2013.6請求番号F0012請求番号F5004請求番号F5003