メカトロニクス4月号2013年

メカトロニクス4月号2013年 page 53/60

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MECHATRONICS 2013.4 5348」2006安藤幸司「光と光の記録―光編」産業開発機構2007栗原徹「エタロン」東京大学短講資料2011光学技研「エタロン」製品情報2012エドモンドオプティクス「カタログ」2012表2‐35 光束干渉素....

MECHATRONICS 2013.4 5348」2006安藤幸司「光と光の記録―光編」産業開発機構2007栗原徹「エタロン」東京大学短講資料2011光学技研「エタロン」製品情報2012エドモンドオプティクス「カタログ」2012表2‐35 光束干渉素子に関する用語図2-188 ホログラムの記録と再生の方式2 設計からはじめよう(その47) ホログラフィといえば、立体視画像を再現する技術を連想する。ホログラムを作製するには、目的の物体に照射して反射または透過してきた光線を物体光とし、他の光束を参照光束として、この2つの光束を同時に感光素材に照射させ撮影する。このとき両光束は相互に可干渉の性質が必要であるから、同一の光源からの光束をミラーなどで2つに分割してそれぞれの照射光として用いる。 ホログラムの記録/再生にはいろいろの方式がある。フレネルホログラムやフラウンホーファホログラム、イメージホログラムおよびレインボーホログラムは透過方式で記録され、デニシュクホログラムやリップマンホログラムは反射方式で記録される。そして、記録時に参照光であった同じ方向から再生光を照射すると虚像が観察でき、その逆方向から照射すると実像が認識できる(図2-188)。ホログラムの記録・複写・再生など詳細な説明は別の機会に譲る。【参考文献】2-102)鈴木正根「ホログラフィ技術のディスプレイと干渉計測への応用」光学技術コンタクト1983河合滋「光学設計のための基礎知識」オプトロニクス2006メレスグリオ「レーザー&おプティクスガイド(光学部品)