メカトロニクス2月2013年 page 57/60
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MECHATRONICS 2013.2 57 太陽光発電の川上から川下までを網羅する総合イベント『PVJapan 2012』が、2012 年12 月5日(水)~7日(金)の3日間、幕張メッセにおいて開催された。 今回で5 回目となる今開催も『再生....
MECHATRONICS 2013.2 57 太陽光発電の川上から川下までを網羅する総合イベント『PVJapan 2012』が、2012 年12 月5日(水)~7日(金)の3日間、幕張メッセにおいて開催された。 今回で5 回目となる今開催も『再生可能エネルギー世界フェア 2012』の名のもとで『第7 回再生可能エネルギー世界展示会』(主催:再生可能エネルギー協議会)との同時開催で行われ、3日間の総来場者数は42,505名を集めた。■大規模な太陽光発電事業をスタート ソプレイソーラー(株)は、2013 年春以降(予定)に日本列島全土に渡り総発電量20,000KW(20MW)超の大規模太陽光発電(メガソーラー)事業の開始をブース内で紹介していた。 この事業は、今後期待される太陽電池モジュールの普及拡大責務の実証を果たすべく「電気事業者における再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」による「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用した大規模太陽光発電(メガソーラー)事業である。同社は、この事業の開始により、太陽光発電事業に関わるすべてのノウハウを蓄積し、斯業の根幹である太陽電池モジュールの生産を含めたシステム構築のさらなる進化を広く社会に還元させていくとのこと。■変換効率94.5 %を達成 山洋電気(株)は、屋外設置できる高効率タイプの太陽光発電用パワーコンディショナ『SANUPS P61B』の展示を行っていた。 同製品は、変換効率94.5 %を達成(JIS C8961に基づき測定。5.0kWタイプの定格入出力時。)し、保護等級IP65により防水/防塵性能にも優れ、屋外にも安心して設置できる。商用電源が停電しても、太陽光発電システムが発電していれば給電が可能な自立運転機能付き。5.0kWタイプは、4 回路の太陽光パネル入力を直接接続できる接続箱機能を内蔵。部品交換することで、20年間使用可能な長寿命を実現。■用途と環境に応じた最適な 架台/基礎を提案 文化シヤッター(株)は、中小規模からメガソーラまで、用途と環境に応じた最適な架台/基礎の提案を紹介していた。 同社では、大規模用アルミ架台、標準アルミ架台、アングル架台といった太陽光発電システム架台をラインアップし、目的/設置場所に応じた独自の技術でサポートしている。大規模用アルミ架台は、軽量かつ耐久性に優れ、メガソーラなどの設置に適している。標準アルミ架台は、幅広い設置角度に対応が可能で架台重量も軽く、陸屋根などで重量の制限がある場所などに適している。アングル架台は、シンプルな構造で短時間で施工が可能という特徴をもっている。■太陽光発電システムと専用洗浄機を セットで提案 (株)トリコは、太陽光発電システムと太陽光発電パネル専用自走式洗浄機をセットにした提案を紹介していた。 太陽光発電パネル専用自走式洗浄機は、汚れを効果的に除去して発電効率の低下を防ぐ役割を担っている。静かな動作音で、重量負荷の軽減や自然環境で長期使用が可能という特徴をもっている。すでに、工場の屋根/社屋屋上/ガソリンスタンド屋根/遊休地/市役所庁舎や学校屋上などに納入実績があり、2013 年2 月に量産を予定している。 同展示会の次回開催は、2013 年7 月24日(水)~26日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて予定されている。PVJapan 2012国際画像機器展20122012年12月5日(水)~7日(金)幕張メッセ一般社団法人太陽光発電協会/SEMI■ 会 期■ 会 場■ 主 催 製造現場での外観検査や位置決め、寸法測定、文字やコードの読み取りなど、人間の目に代わるマシンビジョンとして“ものづくり”を支える画像処理技術に関する総合展『国際画像機器展2012』がパシフィコ横浜において開催された。 今回で34回目を迎える同展示会は、『ビジュアルメディアExpo2012』や『2012国際画像セミナー』、『ViEW2012 ビジョン技術の実利用ワークショップ』との同時開催で行われ、3 日間の総来場者は17,448名(同時開催展示会を含む)を集めた。■対象物の3 次元形状を サブミクロンの高精度で計測 (株)リンクスは、対象物の3 次元形状をサブミクロンの高精度で計測するHeliotis社製の光干渉断層計測3 次元センサ『H3/ H4』の展示を行っていた。 同製品は、サブミクロンレベルの高精度計測で最大100万枚/秒の高速断層撮像を実現。生産ライン全数検査を可能にする高速性で、透明な液面やガラス、反射率の高い金属などの形状も正確に計測することが可能。はんだボールの形状計測、コプラナリティ検査、レンズの表面形状検査、膜厚検査など、通常の画像処理では困難なアプリケーションに適用できる。■赤外線サーマルカメラと フルHD 光学ズームカメラを搭載 (株)東邦技研は、用途に応じて2つのカメラを使い分けられる監視システム『赤外線サーマル& HDCCTVデュアルPTZ カメラ』の展示を行っていた。 赤外線サーマルカメラの主な仕様は、高解像度:720 × 480、QIET(Quality Image EnhancementTechnology)、デジタルズーム:最大4倍 15段階、基準温度補正機能:TEC(Thermo Electric Controller)、高分解能:40mk、など。FULL HD CCTVカメラは、FULL HD光学20 倍+デジタル12 倍ズームカメラ、ソニー社製フルHD ズームカメラモジュールFCB-EHを採用している。■4K映像インタフェースに採用される HDMI1.4a に対応 (株)グラフインは、民生機器の4K映像インタフェースに採用されるHDMI1.4aに対応した非圧縮動画再生装置『MACH-REC Lite』の展示を行っていた。 同製品は、PCレスで使用できるようにメニュー表示と操作ボタンで操作できるSet-topBOX型の再生装置として開発されている。HDMI1.4a でサポートされる4K24P(4,096 × 2,160 24fps)、4K30P(3,840 × 2,160 30fps)フォーマットに対応しており、圧縮された動画と違い高精細で忠実な動画像を再現することができる。4K テレビを展示会などで、複数台同期運転する機能などが搭載されている。■信号認識と運転制御のデモ (株)ケーアイテクノロジーは、1台の車載カメラをワイヤレスLAN(Wi-Fi)で接続し、1 台のPC だけで「白線認識処理」と同時に「信号認識処理」を行い、Bluetooth でレゴの車を制御するデモを行っていた。 このデモは、画像処理の課題解決について、同社がユーザーニーズに応えるためにどのようにアプローチしているかの一例として行っていた。会場では、多くの来場者が足を止め、デモの内容についてスタップに質問する光景が多く見られた。光干渉断層計測3 次元センサ『H3 / H4』非圧縮動画再生装置『MACH-REC Lite』太陽光発電システム架台監視システム『赤外線サーマル& HD-CCTVデュアルPTZ カメラ』太陽光発電用パワーコンディショナ『SANUPS P61B』大規模太陽光発電(メガソーラー)事業についてのパネルと模型太陽光発電パネル専用自走式洗浄機信号認識と運転制御のデモ風景2012 年12月5日(水)~7日(金)パシフィコ横浜日本画像・計測機器協議会■ 会 期■ 会 場■ 主 催