メカトロニクス1月号2013年 page 9/60
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MECHATRONICS 2013.1 9高速測定、多波長同時測定で測定効率の向上に貢献する高精度で効率的な測定を可能にする光波長計2モデルを発売デジタルマルチメータを発売横河メータ&インスツルメンツ(株)は、優れた高速測....
MECHATRONICS 2013.1 9高速測定、多波長同時測定で測定効率の向上に貢献する高精度で効率的な測定を可能にする光波長計2モデルを発売デジタルマルチメータを発売横河メータ&インスツルメンツ(株)は、優れた高速測定と最大1,024波の同時測定で測定効率の向上に貢献する、光波長計『AQ6150(標準モデル)』『AQ6151(高確度モデル)』を発売した。同製品は、同社従来製品に比べ3 倍以上の高速測定を実現し、測定開始から解析、データ転送までを0.3 秒で行える。可変波長光源の生産時の調整/検査では、一つの光源につき数百回の波長測定を行うので、高速測定により生産スループットを大幅に向上できる。波長の異なる光を最大1,024 波まで同時に測定でき、これによりDWDM(高密度波長多重:Dense WavelengthDivision Multiplexing)システムの出力光の波長測定にも使用できるほか、レーザデバイス生産時には複数のレーザの一括測定により測定効率の向上に貢献する。日置電機(株)は、高精度で効率的な測定を可能にするデジタルマルチメータ『DT4281』『DT4282』の2機種を発売した。同製品は、直流測定における応答時間が1.0 秒(従来品は1.5 秒)と、ハンディマルチメータとしては最高速の応答速度を実現。対ノイズ性も優れており、測定後すぐに安定した測定結果が得られ、測定時間が短縮されたことにより、ユーザーの作業効率が向上する。直流電圧測定の基本確度は± 0.025%、交流電圧の周波数帯域は20~ 100kHz となっており、ハンディマルチメータとしては最高の確度、広周波数帯域の仕様を実現。測定値は真の実効値なので、歪んだ波形を測定したときも正確な測定値を表示する。高確度と広帯域の測定が可能になるため、現場での使用はもちろん、高い性能を求められる研究導入時の初期投資費用を抑えられることに加え、内蔵波長基準光源の交換周期の延長や低価格な交換サービスの提供により、ライフサイクルにわたる維持費も軽減する。近年のインターネット、スマートフォン、地上波デジタル放送などの大容量/高速通信サービスの急速な普及により、コア(基幹系)やメトロ(域内)ネットワークの拡張やデータセンター網の構築が進んでいる。これに伴い、光伝送装置や装置に組み込まれる光デバイスの生産が拡大しており、これらの検査を効率良く行える光波長計の需要が高まっている。また、波長可変光源の小型化/低価格化により固定波長光源から波長可変光源への置き換えが加速し、さまざまな波長の光を高精度に測定できる高性能の光波長計のニーズが高まっている。開発部門に至るまで、用途を選ばず測定ができる。電圧や電流、抵抗など複数の項目を測定できるデジタルマルチメータでは、複数の入力端子があることから、測定リードを誤挿入した上で測定してしまうことがあったが、テストリードの誤挿入を防止するために端子シャッター構造を採用している。表示画面にバックライトを搭載、暗い場所でも使用が可能。本体メモリに最大400データを記録でき、バッテリのメンテナンスなどで大量の測定を行なう際に、作業効率が大幅に向上する。万が一、コンクリート上1メートルの高さから落としたとしても十分に耐える設計配慮(ドロッププルーフ)をしている。ビルや工場における電気設備の保守点検の現場、またインバータや太陽光発電などの研究開発/保守点検の場面では、作業効率を損なうことなく高精度な測定をする同社では、2012年度100台/ 2013年度300台(海外販売分を含む)の販売を目標にしている。ことが重要となっている。同社では、両機種あわせて4,000 台の年間販売台数を目標にしている。2013.1請求番号A5004請求番号A5003請求番号A0004