メカトロニクス4月号2012年 page 8/60
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8 MECHATRONICS 2012.4新測定原理「白色同軸共焦点」を搭載した1Hz?20,000Hzまでの広帯域を計測できる高精度変位センサを発売ハンディタイプの精密騒音計を発売 オムロン(株)は、新測定原理「白色同軸共焦点」に....
8 MECHATRONICS 2012.4新測定原理「白色同軸共焦点」を搭載した1Hz?20,000Hzまでの広帯域を計測できる高精度変位センサを発売ハンディタイプの精密騒音計を発売 オムロン(株)は、新測定原理「白色同軸共焦点」により、画期的なダウンサイジングと高精度化を実現した非接触式変位センサ『形ZW シリーズ』を発売した。 同製品は、センサヘッド□ 24mm のスリムサイズで、重さはわずか105g。従来の三角測距センサと比較して、体積比1/8、質量比1/6 という小型化を実現(同社従来比)。センサヘッドとコントローラの接続には、装置周囲に引き回ししやすい耐屈曲ファイバケーブル(ケーブル直径2mm、最小曲げ半径20mm)を採用し、稼働部への使用にも安心。センサヘッドには、ノイズの影響を受けやすい電子部品を搭載しておらず、コントローラとはファイバケーブルで接続されているので、ノイズが発生しやすい場所でも安定した測定が可能。また、同時にノイズや熱を発生しないので、周辺の機器にも悪影響を与リオン(株)は、1Hz から20,000Hz までの広帯域を1 台で同時計測可能なハンディタイプの精密騒音計『NL-62』を発売した。同製品は、1Hz から20,000Hz までの広帯域を1 台で同時計測することができ、これにより低周波音から騒音まで幅広くカバーできる。オートストア機能を標準搭載し、タイマ機能や外部電源と組み合わせることで、最長1,000 時間(約1 ヶ月)の連続測定を実現。同社製同レベル従来製品の200 時間(約1 週間)と比較しても、連続測定時間を大幅に延長でき、環境測定など長期間計測にも最適。大きく見やすい3 インチのカラー液晶画面を搭載することにより、屋外/屋内/暗所でも見やすい高画質の画面を実現し、また誘導に従い画面にタッチするだけで簡単に操作できる。屋外使用時での突然の降雨に耐えることもない。スペースが限られた装置に、他機器と組み合わせて使用する場合でも安心して使用できる。変位センサに一般的に使用されるレーザ光ではなく、白色LED 光を採用し、LED から出た白色光はセンサヘッド内の特殊レンズ群OCFLモジュールにより色(波長)ごとに異なった位置で焦点を結ぶ。その結果、対象物の高さに応じて焦点の一致した色の光が返ってくるため、反射光の色情報からセンサヘッドと対象物の距離を測定することができる。 近年、デジタル家電や電子部品、FPD などの製造工程では、製造装置のさらなる小型化、高精度化が進んでおり、搭載する機器に対しても小型化のニーズが高まっている。変位センサにおいては、小型化に加え駆動系機器からのノイズ対策、対象物の材質や色、傾きの影響を受けえうる防水性(IP54 相当/マイクロホンを除く)を実現し、さらに屋外用ウインドスクリーンを装着すると、マイクロホン部を含めた防水性がIPX3 相当になる。通常の電池に加えて充電式の電池にも対応でき、環境保全に配慮している。豊富なオプションプログラムを用意し、インストールすると長時間のデータ記録、周波数分析機能を追加し、機能を拡張することが可能。主な用途は、道路交通騒音測定/鉄道騒音測定/建設作業騒音測定/作業環境測定/一般産業測定、など。騒音計は、計量法で定められた法定計量器で普通騒音計と精密騒音計の2 種類があり、作業環境をはじめ、学校、研究所、工場、屋外など様々な分野において活躍している。同社では、2012 年2 月3 日より販売を開始し、初年ない測定の安定性などが求められている。 同社では、2012年2月10日から販売を開始している。度販売台数500 台を計画している。2012.4請求番号D5002請求番号D5001請求番号D0009