メカトロニクス3月号2012年 page 57/60
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MECHATRONICS 2012.3 57 クルマの安全性、快適性、環境性を支えるカーエレクトロニクス技術。そのカーエレクトロニクス技術に関するあらゆる部品/材料/ソフトウエア、製造装置、テスティング技術が一堂に集まる....
MECHATRONICS 2012.3 57 クルマの安全性、快適性、環境性を支えるカーエレクトロニクス技術。そのカーエレクトロニクス技術に関するあらゆる部品/材料/ソフトウエア、製造装置、テスティング技術が一堂に集まる専門展示会『第4 回 国際カーエレクトロニクス技術展』が東京ビッグサイトにおいて開催された。■パワーデバイスなどの開発/試作/ 少量生産をターゲット (株)シンアペックスは、パワーデバイスなどの開発/試作/少量生産をターゲットにした、卓上型オールインワンタイプのセミオートヘビーワイヤボンダ『SHB-150R』の展示を行っていた。 同製品は、アルミワイヤ/アルミリボン/ Cuワイヤボンディングを簡単操作で実現し、設置場所を選ばないコンパクトな卓上デザインを採用。電動Y / Z 軸駆動ボンディングヘッドによる安定したワイヤーループの形成を実現。ボンディングモードは3つのモード(セミオート/ステップ/マニュアル)が利用可能になっている。■ユーザニーズに合わせて製作 (株)日本テクナートは、最大電圧10?100kV、変圧器容量500VAより10kVAくらいまで、ユーザニーズに合わせて製作する電気絶縁材料絶縁破壊試験器の展示を行っていた。 同製品は、JIS C 2110、2141などの絶縁試験に基づいた試験器で、急速昇圧試験および段階昇圧試験が可能。急速昇圧試験は、被試験体に試験電圧を設定されたスピードで除々に印加し、昇圧させて行く試験方法で、途中で絶縁破壊したときは、その電圧をデジタル表示にてホールドする。段階昇圧試験は、被試験体に試験電圧を設定されたスピードで段階式に印加し、昇圧させて行く試験方法で、昇圧途中で絶縁破壊したときには、その電圧をデジタル表示にてホールドする。■多彩な測定シーンに対応するため、 新モジュールを追加 横河メータ&インスツルメンツ(株)は、同社スコープコーダ『DL850シリーズ』に新たに追加された、16CH温度/電圧入力モジュール『Model:720221』とCAN&LINバスモニタモジュール『Model:720241』の展示を行っていた。 16CH温度/電圧入力モジュール『Model:720221』は、1 台のモジュールで最大16チャンネル(サブチャンネルの電圧(DC))信号または温度(熱電対測定)が可能な多チャンネル入力モジュール。CAN&LINバスモニタモジュール『Model:720241』は、車載ネットワークCANプロトコルまたはLINプロトコルを解釈し、バス上の通信データをモニタして、その時系列トレンド波形をDL850V画面に表示する。この2 種類の新モジュールが追加されたことで全17 種類になり、ますます多彩な測定シーンに対応できる。■最新のCMOSイメージセンサを搭載 し、従来にない高感度を実現 (株)フォトロンは、撮影性能メガピクセル10,000コマ/秒で、従来にない高感度を実現した高速度ビデオカメラ『FASTCAM SA-X』の展示を行っていた。 同製品は、1,024×1,024ピクセルで10,000コマ/秒での撮影が可能な最新のCMOSイメージセンサを搭載し、見たい現象を高精細な映像として可視化する。撮影速度と解像度の組み合わせをユーザが設定可能な、バリアブルフレームレート・解像度機能を搭載。標準8GB、最大32GBの大容量メモリを搭載し、メモリ分割機能で効率的な連続撮影を実現。第4回 国際カーエレクトロニクス技術展2012 年1月16 日(水)?18 日(金)東京ビッグサイトリード エグジビション ジャパン(株)■ 会 期■ 会 場■ 主 催 近年、あらゆる自動車メーカーが力を入れて開発/製造する電気自動車・ハイブリッド車。その中枢技術であるモータ/インバータ、二次電池、充電に関するあらゆる技術が一堂に集まる『第3回 EV・HEV駆動システム技術展』が東京ビッグサイトにおいて開催された。■使いやすさを追求した、 小型/省スペースモデル 菊水電子工業(株)は、使いやすさを追求し、一体型で小型/省スペースを実現した、電気自動車(EV)急速充電器『Milla-E series』の展示を行っていた。 同製品は、日本電動車両規格 JEVS G 105に準拠した給電用コネクタにより、日産自動車(株)の『リーフ』や三菱自動車(株)『i-MiEV』など、同仕様準拠の電気自動車に接続して充電することが可能。狭小な場所でも設置が可能な小型/省スペースモデル。充電コネクタの取り外し時、収納時の体感重量の軽減を考慮し、コネクタ収納位置にもこだわった使いやすさを追求している。■大気圧に漏れ出したヘリウムを検知 (株)コスモ計器は、従来のヘリウムディテクタ方式とはまったく違う方式で微小な漏れを検知し、大気圧に漏れ出したヘリウムを検知するヘリウムリークテスト装置『G-Fine System』の展示を行っていた。 同製品は、大気圧下での測定が可能で、高真空チャンバや高真空ポンプなどは必要がない。コンパクト設計のため容易に設備と一体化でき、簡素な構成なのでメンテナンスコストが削減できる。測定時間が自動入力されるのでセットアップが容易で、温度/湿度の影響を受けない。熱や湿度のあるもの、大きな容積の対象物などの漏れ計測が可能。PLCとの信号やり取りができ、自動機やシステム化に柔軟に対応できる。■安心/安全/便利に充電 河村電器産業(株)は、安心/安全/便利に充電できるEVコンポ壁掛けタイプ電気自動車用充電器の展示を行っていた。 同製品は、付属のキーを使って施錠ができる丸型ハンドルを採用し、オプション対応にてキー番号が変更できる。充電作業時の感電防止対策として、リミットスイッチ(扉連動)と電源スイッチの二重保護スイッチが付いている。充電コネクタの先端をホルダ部に差し込むだけで固定でき、取り外す場合も充電コネクタのレバーを押しながら引き抜くだけの簡単操作。また、充電コネクタを固定したまま施錠もできる。電源と充電状態がランプで確認でき、扉を開けるとランプが点灯して盤内を照らす。スタンドタイプも用意している。■長時間電源供給が可能 アポロ電気(株)は、長時間電源供給が可能な非常用電源の展示を行っていた。 同製品は、鉛蓄電池使用により低コストで、最大出力500Wを実現。長時間電源供給が可能で、期待寿命1,000サイクル使用を実現(最大使用期間5年)。主な仕様は、入力:単相(相数)/AC100V ±10%(電圧)、出力:単相(相数)/AC100V ±10%(電圧)/5A(最大出力電流)/500W(最大出力電力)、バックアップ時間:1.7時間(500W出力時)/3.0時間(350W出力時)、充電時間:約8?10時間、本体耐用年数:約10年(25℃以下)/約5年(30℃以下)、動作周囲温度:5?35℃、騒音:50dB以下、外形寸法:W300× D500×H545mm、質量:約70kg、など。セミオートヘビーワイヤボンダ『SHB-150R』電気絶縁材料絶縁破壊試験器16CH 温度/電圧入力ジュール『Model:720221』とCAN&LINバスモニタジュール『Model:720241』高速度ビデオカメラ『FASTCAM SA-X』EVコンポ壁掛けタイプ電気自動車用充電器非常用電源電気自動車(EV)急速充電器『Milla-E series』ヘリウムリークテスト装置『G-Fine System』第3回 EV・HEV駆動システム技術展2012 年1月16 日(水)?18 日(金)東京ビッグサイトリード エグジビション ジャパン(株)■ 会 期■ 会 場■ 主 催