ブックタイトル実装技術7月号2021年特別編集版

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概要

実装技術7月号2021年特別編集版

42 アポロ精工(株)では、デスクトップ型メタルスリーブはんだ付けロボット『J-CAT 330CMS』を紹介していた(写真4)。 このロボットは、軽量コンパクトなヘッドにカートリッジを採用することによって、高密度実装部品の狭いスペースにもスリーブを挿入することが可能な製品となっており、タッチセンサ/バッファーロックによって、ワークのばらつきを吸収。常に一定の圧でワークへ接触。スリム形状のハイパワーヒータを使用しており、カートリッジ式なので交換も簡単に行える。 岩下エンジニアリング(株)では、トルク管理による正確なねじ締めを実現し、様々なネジサイズに対応するねじ締め工程ロボットを紹介(写真5)。この他にも、塗布工程ロボットも展示し、注目を集めていた。 同社のロボットシステムは、ユーザーの様々な用途に合わせて組むことが可能で、プログラム制御による正確な繰り返し動作が行えるため、ミスがなく、品質の向上と生産力の向上を実現する。 (株)弘輝テックは、『SELBOⅡ』ポイントはんだ付け装置を紹介していた(写真6)。 同製品は、モジュール型インラインタイプで、混流生産が可能で、量産・自動化に対応。多彩なノズル選択により、タクトの短縮を実現する。また、インラ写真5ねじ締め工程ロボット写真7X 線チップカウンタ『HAWKEYE1000』写真8 自動化対応型ルータ式基板分割機『SAM-CT34XJ』写真4 デスクトップ型メタルスリーブはんだ付けロボット『J-CAT 330CMS』写真6 『SELBOⅡ』ポイントはんだ付け装置に関する展示インセレクティブはんだ付けシリーズとしては、ドット式エアロジェットスプレー仕様の『SELBOⅡ-SJ』スプレーモジュールや、カーボンランプ式予熱ヒータ『SELBOⅡ-H』予熱モジュールなどがラインアップされている。 KnK( 株)は、X 線チップカウンタ『HAWKEYE1000』を紹介していた(写真7)。 同製品は、リール内の電子部品を、4リール(180mm)同時に、99.9%の精度でしかも高速にカウントできる装置。リール、部品は一般的なものであれば登録や設定をする必要がなく、画面操作も簡単なので、トレーニングなどに要する時間の削減にも貢献する。さらに、放射線漏れを保護する遮蔽構造、二重安全システムの採用など、安全性にも配慮されている。 (株)サヤカでは、自動化対応型のルータ式基板分割機『SAM-CT34XJ』を紹介(写真8)。 基板の供給・排出の自動化を前提としたきめ細やかな標準仕様の本製品は、カメラで基板を見ながらのティーチングが可能で、CADデータによる編集も可能。画像処理機能の搭載によって切断位置を自動補正する他、ルータビットの高さを自動で切り替え、長寿命化を