ブックタイトル実装技術6月号2021年特別編集版
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実装技術6月号2021年特別編集版
462実装プロセステクノロジー12 はじめに 本誌をお読みの方々は、リール状態の電子部品の在庫数の把握、並びにリール在庫の管理をどのように行っておられるだろうか。 本稿では、リール内の電子部品を、4リール(180mm)同時に、高速で、かつ99.9%の精度で実施するX線チップカウンタ『HAWKEYE1000』と、リール在庫をリアルタイムで把握することができるリールファインダ『RF4500』をご紹介する。 X線チップカウンタ 『HAWKEYE1000』 リール内のチップのカウントに時間を要している現場は多いと思う。しかし主導によるカウントは、作業者のちょっとしたミスやその日の体調による揺らぎもあるなど「精度が左右される」という声もよく聞かれる。そもそもその作業者を教育するための時間も必要である。 X線チップカウンタ『HAWKEYE1000』(写真1)は簡単に操作することができる装置で、手動による部品カウントに要するコストの大幅な削減を実現する。 リール、並びに部品も、一般的なものであれば登録や設定をする必要がなく、画面操作も容易なのでトレーニングも簡単。計測時間は1リールなら8秒、4リールなら10秒とスピーディでありながら高精度で、カウントミスなどのヒューマンエラーを削減する(図1)。X線による検査なので、部品の欠損や欠落がないのも大きな特徴である(図2)。 テキストでの自動出力やラベルの自動出力が可能である他、オプションで、4リールセンサによりリール貼付ミス防止機リール状態の電子部品の正確なカウントと自動管理を実現する製品群KnK(株)写真1 X線チップカウンタ『HAWKEYE1000』図1 カウント結果画面