ブックタイトル実装技術5月号2021年特別編集版
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実装技術5月号2021年特別編集版
30 ものづくりに関する専門展『日本 ものづくり ワールド2021』が、2月3日(水)~5日(金)の3日間、リードエグジビションジャパン(株)の主催で、幕張メッセにおいて開催された。 同展示会は、『第32 回 設計・製造ソリューション展』、『第29 回 3D&バーチャル リアリティ展』、『第25 回機械要素技術展』、『第11 回 ヘルスケア・医療機器 開発展』『第3回 航空・宇宙機器 開発展』、『第3回 工場設備・備品展』、『第3 回 ものづくりAI/IoT 展』、『第3回 次世代3Dプリンタ展』、『第2 回 計測・検査・センサ展』の9 展で構成され、3日間の来場者数は8,558名を集めた。 (株)静科は、働き方を「音」から変える提案として、オフィス向け吸音パネル『SHIZUKA Graceシリーズ』の展示を行っていた(写真1)。 同製品は、壁に取り付けることで、室内の反響音を改善し、話しやすくて聞きやすい環境を実現する。また、静寂な空間を演出できるので、集中しやすい空間やヒアリングがしやすい空間を実現する。自立用脚付きで、組み立ても工具が要らず簡単に行える。タイプは、S /DS /P /K の4 種類を用意している。 日本バイナリー( 株)は、生産性、適応性、信頼性を兼ね備えた、ユニバーサルロボット社製の協働ロボット『e-Series』の展示を行っていた(写真2)。 同製品は、高い安全性、簡単プログラミング、迅速なセットアップといった、ユニバーサルロボット社の高機能と高性能をさらに拡張することにより、業種や企業規模、製品種別を問わずに対応できる。リーチと可搬重量が異なる4機種を用意し、精度、正確さ、応答速度と信頼性は共通して備えている。 (株)ハイロックスは、用途に合わせて機能を選べる設計にしたデジタルマイクロスコープ『HRX-01 / RX-100』の展示を行っていた(写真3)。 フラッグシップモデルとなる『HRX-01』は、PCと接続して使用する5Mカメラ、4K解像度対応のデジタルマイクロスコープ。レンズ、スタンドが電動制御対応で、対象物をステージに載せれば、スタンド、レンズに触れることなく観察が可能。また、オペレータの必要な機能に応じたシステムを自由に選択できるので、必要最低限のシステムで初期投資を抑え、後から機能を追加してシステムを拡張することができる。スタンダードモデルの『RX-100』は、『HRX-01』と同様にPCと接続して使用し、拡大観察に必要な、観る、撮る、測るの機能は十分に有したデジタルマイクロスコープ。『HRX-01』と同じ観察倍率域をカバーしたレンズラインアップを用意している。 (株)クロスフォーは、汎用性の高い万能反復試験となる反復耐久耐荷重試験機『AssistSystem TYPE-2』の展示を行っていた(写真4)。 同製品は、反復動作を基本とする装置で、任意にストローク幅、速度、パワー、加速度、カウント制御が設定でき、日本 ものづくり ワールド2021写真1 オフィス向け吸音パネル『SHIZUKA Graceシリーズ』写真2 協働ロボット『e-Series』写真3 デジタルマイクロスコープ『HRX-01 / RX-100』