ブックタイトル実装技術2月号2021年特別編集版
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実装技術2月号2021年特別編集版
58 この冬の寒さは例年以上に厳しいものであるようです。私はもともと冬が好きであったはずなのですが、年齢を重ねるにつれて寒さに弱くなっているようで、身体が悲鳴をあげています…。 (編集部A)1位 : 工程の生産性が下がる3つの原因と効率化を実現する2つの方法(その①) (30%)2位 : そろそろ本当の公差設計の話をしよう! ~車載電装品から学ぶ、“ゼロ・ディフェクト”実現のための公差解析~(前編) (22%) 今回もたくさんのご意見・ご感想を頂戴しました。誠にありがとうございました。 11月号の本誌で反響が大きかった記事は、特集記事の中の、『工程の生産性が下がる3つの原因と効率化を実現する2つの方法(その①)』でした。「工程の効率化がうまくいかない原因の説明が、教訓として大いに参考になった」などの感想をいただいております。 『そろそろ本当の公差設計の話をしよう! ~車載電装品から学ぶ、“ゼロ・ディフェクト” 実現のための公差解析~( 前編)』については、「公差設計の内容がよくわかった」「後編が楽しみ」などの感想をいただきました。Q1 今月の記事の中で最も良かったものを教えてください。●技術の進展にともなう新たな検査項目 ●検査装置の技術動向 ●検査体制の確立● X 線検査についてQ2 2月号の特集『検査技術』に関して 取り上げて欲しい製品や技術を教えてください。11月号・読者アンケート結果発表! 『TR-808』、通称「ヤオヤ」という装置をごぞんじの方は、きっと熱心な音楽ファンであろう。この「ヤオヤ」は、1980 年に日本の楽器メーカー・ローランドが開発したリズムマシン。日本ではそれほどの台数は売れなかったものの、海外において、クラブ・ミュージックの発展とともに高い評価を受け、後継機とともに音楽の新たなジャンルを生み出すほどの影響を与えた。 この「ヤオヤ」を開発したのは、トランジスタ黎明期に、神戸工業、船井電機に在籍したエンジニア・菊本忠男氏。本書は、菊本氏への聞き書きという形で、その開発秘話に、エレクトロニクス技術の発達と世界の音楽シーンを絡めて迫った1 冊である(聞き手は、電子音楽に造詣の深い映像プロデューサー・田中雄二氏)。 文中に出てくる用語には、詳細な解説が施されているので、音楽の分野をほとんど知らない人であっても、技術史として大いに楽しむことができる。読後はぜひ、本書が取り上げた装置が生んだ音楽群に耳を傾けていただきたい。2TR-808<ヤオヤ>を作った神々─ 菊本忠男との対話 ─ 電子音楽 in JAPAN外伝●著 者 : 田中雄二●発 行 : DU BOOKS●定 価 : 2,500円+税