ブックタイトル実装技術11月号2019年特別編集版

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概要

実装技術11月号2019年特別編集版

27実装工程における静電気対策について????????の????化品」のように順番に並べることと、アース接地を確実に行うことである。このためにはいくつかのポイントがあるので、以下に示す。 ① イオナイザや除電ブロワーからのイオンは製品の極性と反極の場合のみ有効であり、同極の帯電には無効。従って、製品の帯電がプラスかマイナスかを必ず把握し、それに適合するイオナイザや除電ブロワーを用いる ② 作業台に導電マットを敷く場合、表(緑色が多い)と裏(黒色)を間違わないようにすること。表と裏では表面抵抗値が異なる。これは通常、表面が108Ω/□、裏面103Ω/□と裏の表面抵抗値が低い ③ アース接地抵抗は10Ω/㎝以下とすること。また、他の装置のアースに絶対に繋がないようにすること ④ 湿度は冬場でもRH40 %以上にすること ⑤ リストストラップ(通常は106Ω/㎝の抵抗値)は必ず素手に取り付けること。作業服の袖の上からは絶対に装着しないこと ⑥ 基本的には導電靴を履くこと。人体の抵抗は1500Ωと導電性であるが、靴が絶縁性だと人体に電荷が溜まりやすくなる。場合によっては製品側へ電荷が移動し逆帯電させることもある ⑦ 導電床が導電マットの場合、マットから必ずアース接地すること。また、下がコンクリート面の場合は格子状に金属棒を這わせ、接触させて設置させること。通常床がコンクリー面上に塗装している場合の表面抵抗値は、おおむね1011~1012Ω/□の静電気拡散性である ⑧ 電子部品の場合、制電手袋(導電性手袋)を装着しているからリストストラップが不要だとは必ずしも言えない。ESDに注意を払う必要があるクリーンサイエンスジャパン図1 ????????りの??????対??のコンセプト