ブックタイトル実装技術9月号2019年特別編集版
- ページ
- 17/40
このページは 実装技術9月号2019年特別編集版 の電子ブックに掲載されている17ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 実装技術9月号2019年特別編集版 の電子ブックに掲載されている17ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
実装技術9月号2019年特別編集版
15N2リフロー装置、他エイテックテクトロン(株)PR■ N2リフロー装置『RN152シリーズ』 新しい大型水冷ユニットを採用したことにより、高品質の性能を実現するN2リフロー装置。 主な特徴は下記の通り。● 各ゾーンごとに温度管理 大型水冷ユニットを加熱ゾーン、冷却ゾーンのそれぞれに配置することにより、炉内N2 雰囲気からフラックスを除去するとともに、安定した温度コントロールと酸素濃度を実現。冷却され、かつ、フラックス除去されたN2 空気をそれぞれのゾーンに戻すことによって外気温との差が少なくなり、外部からの酸素が侵入しにくくなるため酸素濃度が安定するようになる。● 高いフラックス回収効率 新採用の大型水冷式冷却ユニットが、ゾーン内で気化した炉内のフラックスを液化させ、すばやく回収。● 同社独自の新ノズル形状を採用独自のノズル形状によって、基板上での温度のばらつきを従来モデルよりさらに改善しており、高品質の加熱性能を実現。どのような基板に対しても、むらなくエアが循環し、ばらつきの少ない温度プロファイルを実現できる。また、基板へのフラックスだれについても改善している。 また、水冷式ラジエータを入口と出口に取り付けることで、フラックス垂れ問題を低減。また、酸素濃度の安定化にも貢献するものとなっている。 <請求番号 J7013>窒素雰囲気のみ多数のボイドが発生(写真1)N2雰囲気+真空ボイドの発生が大幅に削減■ 真空N2ボイドレスリフロー装置 『RNVシリーズ』 パワーデバイスをはじめ、高い信頼性が要求される製品に最適な真空N2ボイドレスリフロー装置。 本製品の特徴はまず、N2雰囲気での熱風循環加熱と真空バキュームの組み合わせにより、大きな面積のはんだでもボイドを大幅に削減するという点で、窒素雰囲気のみの場合と比較すると、真空作用による効果は歴然としたものになっている(写真1)。 さらに、量産に最適な連続投入インライン搬送方式(1 分タクトが可能)、両面実装対応の熱風循環加熱設計を採用。また、加熱性能として、N2 雰囲気での熱風循環加熱と真空バキュームの組み合わせによって、少数のゾーンであっても従来の温度プロファイル条件の概念を超えた高品質なはんだ付けを可能にしている。加えて、低圧効果によるはんだ付け性の向上も図られている。 フラックス回収ユニットは、大容量化によりフラックスの清掃頻度の大幅な提言を実現、稼働率の向上に貢献するものとなっている。 また、ラジエータの交換・清掃も簡単に行うことができるもの大きな特徴である。 急勾配冷却性能( 水冷相当) をもつ他、環境にやさしい超低消費電力で、本体の外板表面を人と空調設備に負担を与えない温度にまで断熱するという作業環境に配慮した断熱設計が施されているなど、随所に環境に配慮した工夫が採用されている。 本製品は、真空N2 ボイドレスリフローとしての仕様の他、N2 リフロー、大気リフローとしても使えるなど、ユーザーの用途に応じた3 つのモードの使い分けができるようになっている。 <請求番号 J7014>