ブックタイトル実装技術8月号2019年特別編集版

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概要

実装技術8月号2019年特別編集版

341?? は????に これまで、宇宙、航空機、鉄道と取り上げたので、今度から海の話題をお送りする。 海の研究所といえば、国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下、JAMSTECと略す)が非常に手広いテーマを研究しておられるので、神奈川県、横須賀市まで取材にお邪魔した。 JAMSTEC の活動範囲を紹介するため、2019 年4月版「海洋研究開発機構 要覧」に掲載された、理事長・平朝彦氏の挨拶から、一部を以下に抜粋して示す。 JAMSTEC の研究テーマとしては、海洋生物、熱水噴出などの深海の環境、地球環境、海底の資源、地震・津波や火山の研究などあげれば切りがないが、今月はこれらの研究の基礎になっている海洋の技術開発のうち情報伝達技術について取り上げる。 取材にあたっては、海洋研究開発機構 研究プラットフォーム運用開発部門 技術開発部 海洋ロボティクス開発実装グループ 主任技術研究員の澤隆雄氏にご協力いただいた。2?? ????開??????ーによる海????ッ??ン?? 読者の皆さんは、海底から熱水噴出のビデオをご覧になったことがあるであろう。もちろん、ビデオカメラを海底へ持ち込み撮影するわけだが、太陽の光が届かない暗黒の海底では照明を用いて撮影する必要があり、照明の届く距離は数メートルである。したがって、どこに熱水噴出があるのか、広範囲を光で調べることはできない。そこで威力を発揮するのが、音波を利用した合成開口ソナーである。1. 合成開口ソナーの原理 合成開口ソナーの原理を図1に示す。すなわち、水中でトランスデューサーから出た音波は、海底の対象物に当たって反射してきた音波を検出するわけであるが、音波は細いビーシリーズ・さまざまな研究所を巡る(第8回)海洋研究開発機構(その1)厚木エレクトロニクス / 加藤 俊夫図1 ????????????ーの????図(????????TE??????の図に一????????????????) JAMSTECは、これまで、技術中心の時代から、科学と技術を両輪として推進する研究機関へと発展してきました。7 隻の船舶、大型計算機を運用して科学・技術のフロンティアに挑戦し、海洋・地球・生命の相互作用の理解を基礎に新たな知的体系を構築することを大目標としてきました。これから、私たちは、海洋を中心として、地球・生命・人類の統合的理解をさらに進めると同時に、未来予測の精度を向上させ、その成果を日本・世界のために活用することを社会と協働で行ってゆきたいと思っております。そのために、科学と技術そして経営をがっちりと組み合わせた研究共同体を作り、20 年先を目指した、基礎から応用へ、過去から未来、ミクロからマクロまで、研究の手法や対象を自在に変えながら、国内外の大学や研究機関、産業界ともより密接に連携し、成果の社会発信を強力に行ってゆきます。情報処理用PC受信音源トランスデューサー高解像度対象物探索