ブックタイトル実装技術12月号2018年
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実装技術12月号2018年
5618/019,0008,0007,0006,0005,0004,0003,0002,0001,000014.00012.00010,0008,0006,0004,0002,000035,00030,00025,00020,00015,00010,0005,000017/1217/1117/1017/0918/0818/0718/0618/0518/0418/0318/0218/0117/1217/1117/1017/0918/0818/0718/0618/0518/0418/0318/0218/0117/1217/1117/1017/0918/0818/0618/0718/0518/0418/0318/02■フレキシブルプリント配線板生産実績■モジュール基板生産実績■リジッドプリント配線板生産実績経済産業省「生産動態統計月報」より作成経済産業省「生産動態統計月報」より作成経済産業省「生産動態統計月報」より作成日本プリント配線板生産実績 2018年8月 2018年8月の日本プリント配線板業界の出荷は、前月比で金額、数量とも減少となっている。通常8月は夏期休暇が入るために、日本のエレクトロニクス関連メーカーの体制はスローダウンする。しかし、今年の落ち込みは、季節要因の範囲を越えているようにもみえる。前年同月比でも、前月までのプラス成長から、マイナス成長に変わっている。 8月における日本プリント配線板産業全体の出荷額は385億63百万円で、前月比で7.0%の減少である。前年同月比でも、2.2%のマイナス成長となっている。8月の出荷数量は114.6万平方メートルで、前月比で9.1%の減少、前年同月比では0.1%の減少である。これまでのプラス成長傾向に、大きくブレーキがかかっていることがよみとれる。年初からの出荷累計では、金額で3.5%の増加、数量では0.5%の減少である。今後、目立った回復がなければ、今年のプラス成長には黄色信号が灯ったといえる。 品種による違いは小さくない。リジッド配線板は、8月に入っていずれの品種とも出荷額は減少しているが、特にビルドアップ配線板の落ち込みは際立っている。6、7月の大幅増加を帳消しにし、過去2 年間での最低のレベルとなっている。ビルドアップ配線板の主要用途は、国内の携帯電話機であるが、市場での不振を反映しているようである。数量では、両面配線板、4 層配線板の落ち込みが目立っている。 フレキシブル配線板は、2ヶ月続けての増加の後での減少である。長期縮小傾向に戻ったかのようである。前年同月比でみると、金額で15.4%、数量で9.2%の大幅減少である。日本の大手フレキシブル配線板メーカーの主要ユーザーは、海外のモバイル機器メーカーであり、通常であれば、年末商戦に向けて体制が上がるべき時期に、逆に減少に転じているということは、エンドユーザーの販売が思わしくないか、韓国や中国などの新しいメーカーに発注先が変わっている可能性がある。 このところ、リジッド系モジュール基板は、荒っぽい動きが続いている。2ヶ月続けての増加の後の、2ヶ月続けての減少となっている。前年同月比では、出荷額で17.0%の減少、出荷数量では15.2%の減少で、長期縮小傾向に戻った形である。このところ反発がみられるその他のモジュール基板は、相対的に安定した状態になっている。