ブックタイトル実装技術7月号2018年特別編集版
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実装技術7月号2018年特別編集版
これあれ塾前田真一の最新実装技術連 載第88回 5Gのビジネスモデル1. アメリカの5Gへの 取り組み 日本では、主な携帯サービス会社としては、NTTドコモ、au(KDDI)、ソフトバンクの3 社があります。アメリカでは、AT&T Mobile、Vwrizon Wireless、T-Mobile US、Sprint(Soft Bank)の4 社があります。このうちAT&T MobileとVwrizon Wirelessは、すでに年内に5Gサービスを始める計画を発表しています。 アメリカの大手4社は、2 強2弱で、AT&T Mobile、Vwrizon Wirelessは加入者も多く、アメリカでのサービス・カバー地域も広いのですが、2弱のT-Mobile US、Sprintは、サービスエリアは狭く、加入者の数も2 強には大きく水をあけられています(図1)。 AT&T MobileとVwrizon Wirelessは、5Gに対応するための莫大な設備投資にも耐えられ、5Gサービスを開始する準備を整えつつあります。 それに対抗し、Sprintは、対抗上2019 年中に5Gを始めると発表しましたが、実際は難しいとの見方もあります。このため、過去のは、Soft BankがT-Mobile USを吸収しようとして、失敗した合併が、今年になって、Soft Bankが新会社の支配権を大きく減ずることで、T-MobileとSprint の合併を発表しました(図2)。これは、2 弱がおのおの単独で5Gに対応することが困難なので、5G対応の合併です。 2社が合併しても加入者数は1億2500万人で、Vwrizon Wirelessの1億5000万人、AT&T Mobileの1億400万人よりも少ないのです(※数字は「日経ビジネス」より)。 合併してやっと上位2社に肩を並べるこ図2 ソフトバンクのプレスリリース図3 Intel の5Gモデムチップ(Intel)図1 VerizonとSprint の4G サービスエリア52