ブックタイトル実装技術6月号2018年特別編集版

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概要

実装技術6月号2018年特別編集版

18ターミナル式コンパクトエジェクタ、他シュマルツ(株)PR■ ターミナル式コンパクトエジェクタ   『SCTMi』(写真1) 最大16 台のコンパクトエジェクタを1 本のケーブル接続で一括管理できる製品。 この『SCTMi』は、手のひらサイズのコンパクトな本体にバルブや真空センサを搭載した同社製のコンパクトエジェク■ コンポジットグリッパー  『SCG』(写真3) 実装基板の吸着に適した帯電防止ニトリルゴム製パッドを取り付け可能なコンポジットグリッパー。タ『SCPSi』と同等のエジェクタを最大16台、1つのユニットとして構成可能で(写真2)、1台のターミナル式ユニットに対し、必要な圧縮エア配管は1 本のみ、かつフィールドバス上のIO-LINKマスタとの接続ケーブルも1 本のみとなる(図1)。従来の『SCPSi』では見える化を実現するために1 台のエジェクタにつき 真空発生器一体型の製品で、圧縮エアのみで作動。吸い込み量が多いため、実装基板など表面に凹凸や穴のあるワークの搬送に最適。吸着面のパーツとして、静電気破壊の抑制に有効な帯電防止ニト各1本の配線と配管が必要だったが、同製品を使用することで、リード・プラグ・周辺機器などの接続部品の数を最少化し、ケーブル接続や取り回しの作業工数・コストを抑えることできる。 加えて、複数台のエジェクタを1つのIO-Linkバスを通して一括で管理できるため、結果として、パラメータデータ取得のためのプログラムを簡素化し、作業時間や手間の削減に貢献する。また各エジェクタは個別に制御することができ、使用する工程に応じた最適な設定が可能。エネルギー消費量のモニタリングや、自動エアセービング機能を使用することでエネルギーの最適化、コスト削減にも寄与する。    <請求番号 F7011>リルゴム製パッドを用意しており、静電気による破壊や付着を抑制する。 また、低い真空圧で吸着するので吸着時のワークへの負荷を低減。真空破壊が可能で、サイクルタイムの短縮に貢献する他、シリコーンゴム製パッドや多孔プレートとの接続も可能で、吸着対象ワークに合わせた仕様変更が容易である点も特徴となっている。           <請求番号 F7012>写真1 『SCTMi』図1 IO-Link マスタとエジェクタの接続図写真2 『SCTMi』のアプリケーション写真3 『SCG』