ブックタイトル実装技術3月号2018年特別編集版
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実装技術3月号2018年特別編集版
18プリント配線板技術 1 新しい電子CADの形 EDA業界初(※当社調べ 2010 年4月リリース)のクラウド電子CADシステム『Quadcept(クアッドセプト)』は、「クラウド」「コストパフォーマンス」「ユーザの声で進化」「イノベーション」という4つ(Quad)のコンセプト(Concept)で開発されたソフトウエアである。 従来の電子CADは高額製品が主流であり、初期費用と保守料金が大きな負担となるため、特に中小企業ではCADの導入に二の足を踏むケースも多く見受けられた。 そのため、製品開発の上流工程にも関わらず、プリント基板設計(アートワーク)を外注業者にアウトソーシングすることが一般的となり、弊害として、外注先への設計指示や管理などで予期していない工数や手戻りが発生し、試作納期が延長するだけでなく、基板設計のノウハウが蓄積されないことによる技術力の低下や余分なコスト負担を招くこともある。 その点、Quadceptは月額支払いのサブスクリプション方式を採用しているので、初期費用、保守費用、バージョンアップなどのコスト負担を軽減することができる。 回路設計CADである『Circuit Designer』、基板設計CADの『PCB Designer』をそれぞれ月額で、必要な時だけ契約し、使わない時は解約することができる。 管理者にとっては、無駄なコストを削減するだけでなく、ソフトウエアライセンスを効率的に管理し、運用することができる。また、常に最新版が提供されているため、バージョンアップ費用を支払う必要もない。 また、Quadceptは低価格、ハイエンドなCADの提供だけでなく、設計工程と製造・実装工程の垣根をなくし、手間のないシームレスな連携による短納期を実現するためのものづくりのワンストップサービス『Elefab』をリリース。 Quadceptで設計した回路・PCBの図面に含まれるデータを利用し、電子回路設計の作業中に基板設計、基板製造、部品調達、部品実装の価格と納期をリアルタイムで確認、設計後すぐに発注することができるようになった。電子回路基板製造の“簡単便利”を追求した、ものづくりワンストップサービス『 Elefab(エレファブ)』Quadcept(株)