ブックタイトル実装技術1月号2018年特別編集版
- ページ
- 26/50
このページは 実装技術1月号2018年特別編集版 の電子ブックに掲載されている26ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 実装技術1月号2018年特別編集版 の電子ブックに掲載されている26ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
実装技術1月号2018年特別編集版
24はんだ関連技術 1 はじめに 我々はこのたび、遠赤外線の効果を最大限に活用したことで、熱容量が大きな基板や部品においても安定的なぬれ性を実現する窒素対応リフローはんだ付け装置『Black tortoise』(図1)を開発した。 本製品は、? 遠赤、温風による加熱方式(選択、併用可能)? 熱容量が大きな基板、部品においても安定したぬれ性の確 保を実現? 低風速を実現(FPC対応、省エネ)? 基板上へのフラックス滴下がない? フラックス炉内内部処理構造の採用(外部引き出しパイプ なし)? 密閉構造、N2流量管理により消費電力、N2消費量の削減を 実現? 炉体密閉用パッキンにより温度安定構造を実現? 樹脂部品を採用しない回転部の特殊パッキン構造? トップ温度から冷却へのタイムラグがない? デュアル対応用シングルリフロー炉を2台接続することに より、デュアルレーン化が可能? 冷却用水冷装置内蔵(メンテナンスフリー)などの他、? オリジナルパネルヒータの採用により、遠赤外線の効果を 最大限に活用。加熱以外にも効果発揮(低風速、フラックス 滴下防止)? 消費電力、窒素量を大幅削減可能で、密閉構造、風速低下、 パネルヒータ効果によって、従来より消費電力30%以上、 窒素量60 %以上削減可能な、高い省エネ効果? 高い冷却性能。リフローピーク温度部と冷却開始部を同一 としており、一般的なリフロー炉ではピーク温度と冷却開始 まで一定距離が必要だが(約3 秒、冷却が効かない)、それ が不必要ではんだ硬化性能の向上に貢献する? 内蔵型冷却用水冷装置の採用などの特徴を有している。 また、本製品の仕様を図2に示す。 以下に、それぞれの特徴を、既存の装置と比較しながら紹介する。図1 新型リフローはんだ付け装置『Black tortoise』遠赤外線と温風で均一な加熱を実現する、窒素対応の新型リフローはんだ付け装置弘貴科技(深?)有限公司、TRG Corporation