ブックタイトル実装技術12月号2017年
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実装技術12月号2017年
43図6 EGG2000の風景 また、学会発表で発表の切れ目には別のスライドを入れて工夫するのもー案である(例 : 風景のスライド…国際学会では日本風のスライドが好まれる)。 1994 年12月にスイスで開催された実装関係の冬季大会に招聘されて発表した。日本の実装業界の動向を話す内容で、特に日本において『軽薄短小化』機器が進展し、大きな関心が示されていたが、せっかくのスイスでの発表なのだからといろいろと工夫した。 たとえば、章の切れ目に日本を代表する各地の桜の満開の写真を挿入して、最後は弘前城の満開の桜で締めくくることにした。 この手法による発表は受けたようで、最後の閉会式の時に突然、座長の指示により、弘前城の満開の桜を写すように指示があった。それをバックに閉会の大会運営委員長の挨拶となり、遠方の日本からの発表に謝辞も示された、ということがあった7)。 欧州で開催された学会でジョークを交えて発表するようになったのは、前回、紹介した座長から「席に座って下さい。そしてベルトをお締め下さい」というジョークに遭遇したのが、筆者にとって大きなインパクトとなった。欧州では学会でもジョークを使っても問題ないことを理解したのは言うまでもない。 以上、2 回にわたって「コミュニケーション技法」のひとつとして「ジョークの活用」について紹介した。紙面では紹介をはばかるようなジョークも教えていただいたが、この部分は割愛した。 いずれにしてもぜひ、ビジネスの合間に紹介して活用することを期待しつつ海外企業とのビジネスがスムーズに進展することを願っている。<参 考 資 料>1)青木正光、「実装技術初心者のためのパスポート ~知のインプット /アウトプット~ 第18 回『コミュニケーション技法とは? <ジョー クの活用>」 エレクトロニクス実装技術、Vol.33 No.8 pp42 ~ pp49(2017)2)Alternatives to halogenated flame retardants inelectronic and electrival products IVF Publication998243)青木正光、「欧州からの環境だより」エレクトロニクス実装技術 Vol.15 No.8 p64(1999)4)青木正光、「欧州のエレクトロニクス業界では今何が起ころうとして いるか?」 エレクトロニクス実装技術 臨時増刊号pp76~pp77 (2000)5)青木正光、「電子機器の難燃化国際プロジェクトとプリント配線板」 電子材料 Vol.39 No.10 pp7~pp9(2000)6)青木正光、「世界のハロゲンフリー対応動向の現状」 エレクトロニク ス実装技術 臨時増刊号 pp60~pp61(2001)7)青木正光、「実装技術初心者のためのパスポート ~知のインプット /アウトプット ~第1回」 エレクトロニクス実装技術 Vol.28 No.11p45(2012)EGG2000のレセプションポスターセッション(Green Invovations Japan)