ブックタイトル実装技術12月号2017年

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概要

実装技術12月号2017年

40 時間通りに来ることができたのは、正確な精度の良い日本製の時計を隠し持っているとの意味である。13. カリフォルニア州に関するジョーク アメリカのカリフォルニア州は小話の題材として話題となることが多い。その一例を紹介しよう。1. EUの環境規制 RoHS指令を採用したカリフォルニア州 「何時からカリフォルニア州はEUの加盟国になったの?」と、カリフォルニア州版RoHSが施行された時に環境関係のメーリングリストでジョークとして流れ、世界の環境関係者に広まった。2. ABCの意味は? 「ABC の略号の意味を知っているかい?」とシリコンバレーから来たプリント配線板の技術取締役から聞かれた。ABCといえば「初歩」の意味かなと思っていたが、“Anywhere, butCalifornia” の略だと言う。 当時、シリコンバレーは半導体・プリント配線板業界が活況を呈していた時期であった。多くの優秀な技術者が集まり、次から次へとベンチャー企業が設立されていた状態であった。 そのためシリコンバレー地区の宅地が高騰し、カリフォルニア州以外ならばどこでも良いという意味で使用されたということが分かった。 そして、もう一つあると言う。“Anybody, but Carter”で、実は、第39 代カーター大統領(民主党/任期 : 1977~1981年)は、ジョージア州の知事を一期のみの経験で、いきなり大統領になり、就任1カ月後の支持率は71%であった。 しかし、テヘラン米大使館占拠事件が起き、さらに経済の悪化で人気が落ち、カーター大統領以外ならば誰でも良いという意味で使用されたという。聞いてアメリカの政治状態を表現しているのだと理解した。「なるほどな…」と思った。3. Calexit これはジョークではないが、伝統的に民主党が強いカリフォルニア州では米国からの“ 独立”を目指していることを示す言葉(California、Exit)をうまくつなぎ合わせて表現したもので“カレグジット”という。 英国が国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決めため「Brexit(ブレグジット)」で紹介され、Financial Timesで毎回、目にするようになり、Calexitと同じような内容である。14. ハイ! ジャック君 この話はジョークではなく米国のカリフォルニア州オークランドの国際空港で実際に起きた話である。日本の新聞で紹介された。 国際空港で離陸間際の旅客機に中で、ミシガン州デトロイトのビジネスマンは、友人の Jackが乗っているのを見つけ「ハイ(やあ)! ジャック」と呼びかけた。運悪く機内マイクがオンになっていたために、この声は管制塔に筒抜けであった。管制官は、機長にゲートまで戻るように命じ、地元警察の狙撃部隊やFBIに出動を要請するなど騒然となった。 駆け付けた捜査員が機内を点検した結果、間違いが確認され、地元警察の幹部は「負傷もないし、良い訓練となった。こんな間違いならば構わない」と平然としていたという。15. 5匹のハエ アメリカ人、アフリカ人、オランダ人、日本人、中国人の5 人がアフリカで屋外のテラスで食事をしていたところにハエが1匹飛んできて、アメリカ人の皿にとまった。アメリカ人はすかさずそばにあった本でたたいて殺した。 しばらくすると、また1 匹、今度はアフリカ人の皿にとまった。するとアフリカ人はパッとつかんで、ムシャムシャと食べた。 またまた、1 匹、こんどはオランダ人の皿へ。オランダ人は静かに手を伸ばして、そっと捕まえるとアフリカ人に差し出して言った。「さあ、いくらで買いますか?」と。 しばらくすると、日本人の皿にも…。日本人は東京に国際電話して、「もしもし、アフリカにおける食料としてハエの需要を調べてくれませんか? 有望な輸出商品になるかもしれません」…と。 中国人は、ハエがとまる前に、席を外し、中国に国際電話して捕まえたハエを至急、アフリカに送るように指示した…。 なお、オランダのアムステルダムには『5匹のハエ』という有名なレストランがあるが、ジョークの発祥ではないそうだ。16. 願いを叶えてくれる妖精 セールスウ-マンと総務課員と部長とが昼食に出かける途中、骨董品屋の店先で、願いを叶えてくれるという不思議なランプを見つけた。 それをさすると、一匹の妖精が現れ、「皆さんに一つずつ願いを叶えてあげましょう」という。