ブックタイトル実装技術7月号2017年特別編集版
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実装技術7月号2017年特別編集版
33産は2 年後の平均伸び率が4.1%、3 年後の平均伸び率が4.7%と、国内生産よりは高い伸びを予測しているものの、昨年までみられた二桁での高い成長からは鈍化する予測となっている。 その結果、国内生産と海外生産を合わせた全体でも2年後の年平均伸び率が3.1%、3年後が3.2%の伸びを予測し、2019 年には1 兆5,853 億円の見通しとなっている。 品種別にみると、国内生産の電子回路基板が計画、将来予測とも低い成長にとどまるなかにあって、10層以上の高多層が従来工法、ビルドアップ共に2017 年計画、2年後、3年後とも高い成長を見込んでおり、とくに10 層以上のビルドアップは2017 年計画が前年実績比7.1%増の159 億円、2年後までの年平均伸び率が8.6%、3年後までの年平均伸び率が8.9 %と次第に高多層化が顕著になる傾向を示している。 今後も日系企業は国内での高付加価値製品への進展とコモディティ製品を中心とした海外生産の拡大により、国際競争力を一定水準維持し続けるものと思われる。■ 国内における電子回路製造業全体では、 2016年実績が前年比0.4%増の 1兆2,506億円 電子回路基板、電子回路実装基板、専門加工を合わせた国内における電子回路製造業全体の2016年実績は、前年比0.4 %増の1 兆2,506 億円であった(表2)。 内訳をみると、電子回路基板が前年比6.5 %減の6,068億円、電子回路実装基板が前年比9.1 %増の5,755 億円、専門加工が前年比1.7 %減の683 億円であった。電子回路実装基板が前年の6.4 %増に引き続き、高い伸びを示している。 2016 年の計画では、電子回路製造業全体で2016 年実績比1.8%増の1 兆2,736 億円の計画となっているが、内訳をみても各製造区分においてすべてプラスの計画となっている。 2年後、3 年後の将来予測でも、電子回路基板、電子回路実装基板、専門加工のいずれもプラスの伸び率を予測し、電子回路製造業全体では2年後の年平均伸び率が1.2%、3 年後の平均伸び率が0.9 %となっている。表2 国内の電子回路製造業の生産状況