ブックタイトル実装技術3月号2017年特別編集版
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実装技術3月号2017年特別編集版
381. はじめに グローバル化に伴って国内から国境を越えたビジネス活動が進展し、国内は間違いなく縮小市場となってきた。そこで重要となってきたのが「日本以外でビジネスを遂行すること」で、その国の文化や習慣を念頭におきながらビジネスを展開する必要がある。 当然ながら日本語では通じない状況に直面することになり、さらに自己主張の強い欧米や新興諸国の人達と太刀打ちすることが必須となる。 そのためには、語学だけではなく、知性を活用しながら洞察力も必要で、さらに人間的魅力を発揮して筋道立って理が通り、ユーモアある議論で相手を説得する能力が求められる時代となってきた。 多くの技術者が海外へ出張するのがあたりまえの時代に突入し、ビジネスを展開するには、「英語」は必須のツールとなっている。「英語」は外国語ではなく、技術者が持つべき「共通語」で、必須のツールである。 外国語の習得には、「文法力」「語彙力」「反射力」の3つが重要である。“How are you?”と聞かれたら咄嗟に“I amfine.”または“Really, good.”と回答ができるようにしたい。最近の情勢から次のようなことがいえる。?通訳を介してのビジネスは終わった?最低でも「英語」ができないと海外とのビジネスが難しい?海外でビジネスを実施するには、英文資料の作成、英文によ る電子メールでの業務連絡、英語による電話会議等が必須 になってきた?英語によるプレゼンテーションも必要となり、海外では発表 技法が問われる?技術者同士のコミュニケーションが必須の時代となり、ノミ ニケーションも必要となってきた?メーカー自らの海外のマーケティング活動が必要となって きた 海外の企業とビジネスを展開する上で語学は重要で、かつジョークも駆使しながら進めていきたいものである。今回のお役立ち情報は、「コミュニケーション技法」の英会話のABCについて紹介する。2. 語学との遭遇 日本では中学生から英語を学ぶことになるが、筆者の担任の先生は、2 学年とも同じ英語の女性教諭であった。発音記号を重視し、授業は面白くなく、英語嫌いとなった経緯がある。 また、1960 年代当時は、赤尾好夫の『英語基本単語集』が有名だった。この本は大学受験に必要な英単語を選び出し、辞書のようにABC 順に配列したもので、掌に収まるくらいの小さな単語集なので「豆単」と呼ばれていた。この「赤尾の豆単」を使って英単語を覚えるのに明け暮れた。ところが、大学特定非営利活動法人 日本環境技術推進機構 横浜支部 / 青木 正光実装技術初心者のための『パスポート』 ?知のインプット/アウトプットのこつ?第17回 「コミュニケーション技法」とは ? <英会話のABC>