ブックタイトル実装技術2月号2017年特別編集版

ページ
23/32

このページは 実装技術2月号2017年特別編集版 の電子ブックに掲載されている23ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

実装技術2月号2017年特別編集版

29実装基板の精度測定について検査技術リフロー前の実装精度ではなく基板製造完了時であるリフロー後の実装精度を測定するため、トレーサビリティ用データの作成にも使用いただける。2. 実装データから最適な測定データを自動生成 計測器を使用するにあたり、もっとも作業者の負担となるのが、測定データの作成作業ではないだろうか。 1つの基板上には何十種類もの異なる部品が、何千・何万点と実装されており、その1つ1つに対する検査情報を手で入力するのは、想像するだけで気が遠くなる作業である。 そこで『EagleScope』では、その手間を軽減させるために、実装工程で通常必要不可欠とされる実装位置情報と部品の形状情報などから、自動で測定データを作成する機能を搭載した。 富士機械製造(株)の生産管理ソフト(FUJI Flexa)から直接データを取得し、測定データを自動生成する。また、オプションとして、CAD出力データ(実装位置情報と部品情報)を『EagleScope』で読み込める形に変換し、測定データを自動生成したり、ガーバーデータと実装部品の状態をグラフィカルに確認できるソフトも提供している(図4)。(株)エデックリンセイシステム図4 測定データの自動生成(データの流れ)図2 異形部品登録画像 図3 電極部がはんだで見えない部品の画像