ブックタイトル実装技術10月号2016年特別編集版

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概要

実装技術10月号2016年特別編集版

9新規活性剤技術適用、高ぬれハロゲンフリーソルダペースト(株)弘輝PR請求番号 K0708■ 活性剤新技術で高ぬれを実現 独自の活性剤新技術を適用し、高いぬれ性を発揮する汎用ハロゲンフリーソルダペースト『S3X58-M501』。ソルダペースト中のフラックスがはんだ付け工程で高い活性力を発揮・持続し、多様な劣化母材に対して良好なはんだ接合を確立する。 はんだ付け工程中に高い活性力を発揮する活性剤は、はんだ表面にも拡散し、はんだ表面の酸化を抑えて酸化膜の形成を抑制。高いぬれ性で沈み込む部品の動きと併せ、溶融はんだ中に発生した気泡を容易に排出する。これにより接合部での低ボイド化も実現する。■ 環境への配慮と信頼性を両立 車載業界でも、近年ますますハロゲンフリーへの要求が高まっている。環境負荷への懸念と市場要求から、同社では積極的に、高品質のハロゲンフリー製品開発に取り組んできた。 ハロゲンを代替する活性剤は活性範囲が狭く持続性・耐久性に劣るため、溶融性を維持することが困難であったが、こうしたハロゲンフリー化による問題を解消するため、同社では活性剤を保護・安定化する技術を開発し、製品に適用している。 『S3X58-M501』はハロゲンフリー規格に適合しており、かつ、新活性剤技術ではんだ付け工程中のぬれ性を高いレベルで維持、良好なはんだ接合を形成する。また、新技術で活性剤添加量が抑えられた結果、残存するイオン化する物質が少なくなり、高い電気絶縁性を確保することに成功した。■ 目視検査・AOIを阻害しない残渣色 高ぬれソルダペーストでは、使用する活性剤によっては目視検査・AOIを阻害するフラックス残渣の色調が問題になる。『S3X58-M501』はこの点からも採用する成分を見直し、フラックス残渣色調の透明性確保を可能にした。               <請求番号 K7008>酸化処理ニッケル版に対するぬれ上がり