ブックタイトル実装技術9月号2016年特別編集版

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実装技術9月号2016年特別編集版

9アルミ用はんだ(株)日本スペリア社PR請求番号 J0708■アルミ用はんだ『ALUSAC-35』 アルミハーネスの端子接合、熱交換器のアルミ接合に最適な、アルミ用はんだである。 これまで、アルミニウムへのはんだ付けは、はんだ付けした部分が局部電池を形成し、接合部の腐食(電界腐食)を引き起こすという問題によって、超音波はんだ付けなどの特殊な方法を別にすると難しいとされてきた。   『ALUSAC-35』は電解腐食を抑え、強度を持続する特徴を有する鉛フリーはんだ合金で、アルミニウムとアルミニウム、アルミニウムと銅などを、手軽なはんだ付けによって接合することを可能にする。 同社では加速試験として、Sn-Pb系、鉛フリー3 種類、そして同合金で塩水浸漬試験を行い、それぞれの特徴を確認。その結果、Sn-Pb 系と同合金だけが5日後も強度を維持。さらに30 日後にはSn-Pb 系は強度が低下したものの、同合金は強度を維持した。このように、同合金は、アルミ化への課題となる電解腐食解決に貢献するものとなる。 この性能によって、たとえば、自動車用アルミワイヤハーネスと端子のはんだ付けが可能となる他、アルミ製ヒートシンクと銅プレートのはんだ付けも可能であるなど、アルミ化への課題となる電解腐食解決の前進に貢献する製品となっている。          <請求番号 J7006>アルミハーネスの端子、熱交換器の接合に最適銅端子(すずめっき処理)はんだ接合部(ALUSAC-35)アルミ線