ブックタイトル実装技術6月号2016年特別編集版

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概要

実装技術6月号2016年特別編集版

42プリント配線板製造の動向 1  はじめに IPC APEX Expo Conference & Exhibition 2016が、2016年3月15日?17日に米国のラスベガス会議センターで開催されるため、海外特別取材班は久しぶりに、米国を訪問してIPC APEX Expo及びIPC活動状況などの取材を試みることにした。海外特別取材班の米国への取材は2011年4月1)及び5月2)以来となった。 実装業界では、IPC-A-600、IPC-A-610、IPC-TM-650などのIPC規格が知られ、本誌読者からも質問を受けることが最近、多くなったこと、さらに日本でIPCの活動事例の紹介が少なく、読者からの強い要望もあり、IPCの活動状況の調査を主目的に特別企画として海外取材を短期間の訪問で敢行した。 その特別取材の結果を報告する。   IPCの概要 IPCは1957 年に6 社の企業によって設立され、業界のニーズに対応する協会として発足したもので(写真1)、米国・シカゴに本部を置き、欧州、ロシア、タイ、インド、中国などにもIPC事務所を設置してグローバルに展開している団体である。 設計、材料・副資材、プリント配線板製造、実装までを網羅して各技術委員会の下で、IPC規格、ガイドライン、白書などのIPCとは?海外特別取材班2写真1 設立当初のIPC(1957年) 図1 IPCの会員数の分野別/地区別分布 (2016年)