ブックタイトル実装技術4月号2016年特別編集版
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実装技術4月号2016年特別編集版
9新規活性剤技術適用 高ぬれハロゲンフリーソルダペースト(株)弘輝PR請求番号 D0707■汎用ハロゲンフリーソルダペースト 『S3X58-M501』●活性剤新技術で高ぬれを実現 独自の活性剤新技術を適用し、高いぬれ性を発揮する汎用ハロゲンフリーソルダペースト。ソルダペースト中のフラックスがはんだ付け工程で高い活性力を発揮・持続し、多様な劣化母材に対して良好なはんだ接合を確立する。 はんだ付け工程中に高い活性力を発揮する活性剤は、はんだ表面にも拡散し、はんだ表面の酸化を抑えて酸化膜の形成を抑制。高いぬれ性で沈み込む部品の動きと併せ、溶融はんだ中に発生した気泡を容易に排出する。これにより、接合部での低ボイド化も実現する。●環境への配慮と信頼性を両立 車載業界でも、近年ますますハロゲンフリーへの要求が高まっている。環境負荷への懸念と市場要求から、同社では積極的に、高品質のハロゲンフリー製品開発に取り組んできた。 ハロゲンを代替する活性剤は、活性範囲が狭く持続性・耐久性に劣るため、溶融性を維持することが困難であったが、こうしたハロゲンフリー化による問題を解消するため、同社では活性剤を保護・安定化する技術を開発し、製品に適用している。 『S3X58-M501』はハロゲンフリー規格に適合しており、かつ新活性剤技術ではんだ付け工程中のぬれ性を高いレベルで維持、良好なはんだ接合を形成する。また、新技術で活性剤添加量が抑えられた結果、残存するイオン化する物質が少なくなり、高い電気絶縁性を確保することに成功した。●目視検査・AOIを阻害しない残渣色 高ぬれソルダペーストでは、使用する活性剤によっては目視検査・AOI を阻害するフラックス残渣の色調が問題になる。『S3X58-M501』はこの点からも採用する成分を見直し、フラックス残渣色調の透明性確保を可能にした。 <請求番号 D7006>