ブックタイトル実装技術3月号2016年特別編集版
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実装技術3月号2016年特別編集版
30 近年、ウエアラブル機器やスマートフォンなど小型・高機能・高性能の製品の需要が高まり、より高密度実装が求められるようになってきている。その中で、0201(縦0.25×横0.125mm)の極小サイズのチップ部品が登場している。JEITA のロードマップによると、2020 年には、積層セラミックコンデンサの部品の使用は、0402 以下が全体の約20%を占めると予測されている。材料メーカー、印刷機メーカー、実装機メーカーでおのおの実装の検討がなされている。しかし、個々での実験はなされているようであるが、量産現場から見た場合、実装工法の検討は、まだまだ不十分な状況と感じている。 そこで、京都実装技術研究会(事務局:京都府中小企業技術センター)では、0201サイズのチップ部品と専用のソルダペーストを用いて大気リフロー実験を行い、以下に、はんだ付け方法について提案する。1. 実験機材 実験に用いた機材を以下に示す。リフロー炉アントム(株)製 UNI-6116H(熱風併用遠赤外線加熱リフロー炉、大気にて使用)評価基板(株)プロセスラボミクロン製 2 層基板 厚さ0.8mm サイズ:120×80mm、はんだレベラ基板 4層基板 厚さ1.6mm(写真1)メタルマスク(株)プロセスラボミクロン製 高品位レーザー 60μmソルダペーストA 社 : 粒径サイズ、type6 SAC305(小型部品専用)B 社 : 粒径サイズ、type6 SAC305(小型部品専用)京都実装技術研究会 / 松原 茂樹、 アントム(株)0201サイズチップ部品 大気リフロー実験写真1 評価基板((株)プロセスラボミクロン製)表1 三角プロファイル1のリフロー炉設定表2 0201評価基板実装温度プロファイル