ブックタイトル実装技術1月号2016年特別編集版

概要

実装技術1月号2016年特別編集版

38■プレミアムモジュラ『Σシリーズ』　極小チップ部品の安定した高速搭載を実現する熟成のダイレクトドライブロータリーヘッドや、前後のヘッドでそれぞれマシン前後どちらのフィーダからでも部品ピックアップを可能とし高い効率の最適化を実現した独自のオーバードライブモーションの採用などによって、高い生産性と良品実装を追求した高速マウンタ。　加えて、ヘッドユニット、トレイユニットなどのクイックエクスチェンジにより、生産機種の変更にも柔軟に対応することが可能となっている。　世界最速レベルの150,000CPH（最適条件時）を実現した4 ヘッドの高速タイプの『Σ－F8』と、汎用性も兼ね備えた2ヘッドタイプの『Σ－G5S』をラインナップしており、スプライシングレスを実現したSL（スーパーローディング）フィーダにより、スマートホンなどのモバイル機器の生産に最適なラインを構築することができる。　　　　　 　　　 　　　　　＜請求番号 A7038＞■高効率モジュラ『Z：LEX』　90,000CPH（最適条件時）というクラス最高の生産性と汎用性を高レベルで両立し、幅広い生産形態に効率よく対応可能な、新型万能型表面実装機。　同製品は、ヘッド交換不要で高速性を維持したまま幅広い部品に対応可能な「1 ヘッドソリューション」のコンセプトを追求、ヘッド交換時の停止ロス、予備ヘッドの投資ロス、ラインバランスロスを一挙に解決したモデルで、機能を進化させた2 種類のヘッドを用意している。　高速汎用（HM）ヘッドは、高速性と共に03015（mm）超小型チップ部品から、45×100mm、高さ15mm の大型部品まで対応可能な汎用性を兼ね備えた万能型ヘッド。異形（FM）ヘッドは、荷重制御に対応し、03015（mm）超小型チップ部品から、55×100mm、高さ28mmまでの背高部品や超大型部品に対応可能な超ワイドレンジ型ヘッド。高い生産性はもちろん、多様な部品への対応力、段取り生産性を実現。搭載能力やモジュラ型実装機、他ヤマハ発動機（株）PR汎用性、予算などに応じてX軸構成を2ビームと1ビームから選択でき、さらに、搬送システムの選択によって大型基板を含め幅広い基板サイズに対応する。　テープフィーダは8mm 換算で最大140 本取り付け可能。また、30 段自動交換式トレイ部品供給装置『sATS30』と、台車交換が可能な10 段台車式トレイ部品供給装置『cATS10』を用意しており、2 種類混在で最大2 台の取り付けが可能とし、ライン構築の自由度の飛躍的な向上に貢献する。　　　　　　 　　　 　　　　　 　　＜請求番号 A7039＞■ハイエンド・ハイブリッド光学式　外観検査装置『YSi-V』　デュアルレーン生産ラインにも対応する高速検査性能と、不良品を確実に捉える検出能力、さらに虚報がきわめて少ない高信頼性を併せもった、新型ハイブリッド光学式外観検査装置。　新開発の産業用12メガピクセル高解像度カメラ＆高画素対応テレセントリックレンズや高速画像処理技術による2次元検査、高さとフィレット傾斜面を一括検査できる新3次元検査、独自の撮像技術による4方向アングルカメラの機能を1台に搭載でき、従来比2倍以上の検査能力を実現している。　また、「フルHD 液晶タッチパネル」「プログラミングナビゲート」「新文字認識アルゴリズム」などの新機能により、操作性も大幅に向上。　さらに、実装設備のフルラインナップメーカーであるアドバンテージを活かし、実装装置と検査装置を通信連携してリアルタイムに検査結果をフィードバックすることが可能で、不良の発生を最低限に抑えて実装ライントータルでの性能向上とスムーズな運用に貢献する。　　　　　　　　 　　 　　 ＜請求番号 A7040＞