ブックタイトル実装技術9月号2015年特別編集版

概要

実装技術9月号2015年特別編集版

11全自動防湿庫PR■全自動防湿庫『オート・ドライ』　小型シリーズ　同社はこのたび、シンプル・高性能・省エネ設計の全自動防湿保管庫『オート・ドライ』小型シリーズ『AD-40』（内容量41 ?）、『AD-80』（ 同80 ?）、『AD-120』（同119?）のラインナップに、新たに内容量165 ?の『AD-165』を発売した。　特徴としては、① 庫内湿度：15 ～50 ％ RH（調節可能）、②天板はABS 成形のトップテーブル式で、キャビネット（側板・背板）は0.8t 鋼板に白色塗装を施しており庫内が明るく、扉は強化ガラス4tで重厚かつ高級デザイン、③出し入れしやすい透明スライド式引出棚を採用、④電子ドライユニットは省エネ設計で消費電力はわずか1.9W/h （連続運転時） とランニングコストを抑制し、信頼の日本製（同社製）で長寿命・8 年間無償保証付き、⑤キャビネットは小型で縦型なので狭いスペースにも設置でき、移動も簡単（120?、165?は後部キャスタ付き）、などの点が挙げられる、便利でコストパフォーマンスの高いパーソナル・業務共用タイプの防湿保管庫である。　民生用途では食品保管用として、業務用途では電子部品や理化学用・研究用・実験用自動デシケータとして最適な製品と好評であるが、以下に新たな用途を提案する。○3Dプリンタの素材保管にも最適　今回新たな用途として提案するのは、3D プリンタの素材の保管である。以下に、その利点を紹介する。①樹脂素材の吸湿防止　3D プリンタ用の素材でもっとも一般的なのはフィラメント形状の樹脂素材で、PLA 樹脂、ABS 樹脂などがあるが、樹脂素材は湿気に弱く、保管の際に吸湿してしまうとノズルの目詰まりを起こしたり、造形物に剥がれ・クラック・反り・強度低下や変形が発生する原因となってしまう。　そのような樹脂素材もオート・ドライで保管することによって安定した成形品質を得ることができる。また、フィラメント以外にも粉末状の樹脂や石膏にも効果を発揮する。②金属素材の酸化防止　3D プリンタ用の素材として、銀やチタンなど金属粉末を使用する場合もある。これらについてもオート・ドライで保管することで素材の酸化、錆びを抑えることが可能となる。 　　　　　　　　　　　　　 ＜請求番号 J7016＞機種ラインアップ仕様表AD-120AD-40東洋リビング（株）