ブックタイトル実装技術8月号2015年特別編集版

概要

実装技術8月号2015年特別編集版

9はんだ不ぬれ事例集配布、高ぬれやに入りはんだ（株）弘輝PR請求番号　H0707■不良解析事例集を編纂、配布開始　同社では、技術サポートの一環として行っているはんだ付け不良解析の、過去10年間の統計をまとめ、主要な不良原因の実例を網羅した事例集を編纂、配布を開始した。　不良トレンドを分析したところ原因の1/4 は「はんだ不ぬれ」、次いで「はんだクラック」「ボイド」という結果だった。今回はその中でも不良主原因の「はんだ不ぬれ」に焦点をあてた解析事例集を配布。ウェブサイトから希望を受け付ける。■高ぬれやに入りはんだ　『72M』シリーズ　自動化されたロボットはんだ付け、及びマニュアルソルダリングの両方で高いぬれ性を発揮する、鉛フリーやに入りはんだシリーズ。　ぬれ性の向上により、スライドはんだ付けでのブリッジ抑制と作業時間短縮に威力を発揮する。従来品に比べてぬれ速度が大幅に向上。また、はんだの「きれ」にこだわった新規活性剤を採用し、スライドスピードが速く、コテ先温度が低い場合においても、ブリッジ不良の発生を抑える。溶融はんだの酸化も抑制するため、はんだが流動性を維持し、ブリッジしない。同シリーズではフラックスの表面被覆性が向上し、はんだ付け面の酸化膜を素早く効果的に除去する。銅だけでなく、ぬれにくいとされる真鍮やニッケルに対してもスムーズにはんだ付けできるうえ、フラックスの活性度はROL0 タイプ（J-STD-004 準拠）の低活性・高信頼性タイプであるためマイグレーションを抑制し、高い絶縁性を確保する。また、はんだ付け時の臭気を抑え、きれいなフラックス残渣色を実現。鉛フリーのスタンダード合金であるSAC305 をはじめ、低Ag 組成こて先銅食われ抑制合金、インジウムタイプの高耐久合金などをラインナップしている。　　　　　　　　　　　　　　　 ＜請求番号 H7011＞