ブックタイトル実装技術6月号2015年特別編集版
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実装技術6月号2015年特別編集版
43(2)3モジュール編成例……例2、例3 図1(b)の3モジュール編成例では、たとえば2 種類の異なった編成を行うことが可能です。例2のようにフラクシングモジュール+プリヒートモジュール+ソルダリングモジュールの編成と、例3 のようにフラクシングモジュール+ソルダリングモジュール(1)+ソルダリングモジュール(2)の編成とを採用することができる。 例2 の編成は最も一般的な編成例である。また、例3はソルダリングモジュールに近傍予備加熱ユニットを搭載していることで実現可能な編成例である。つまり、例3の編成例はプリヒートモジュールを使用することなく、ソルダリングモジュールだけでも予備加熱とはんだ付けを行うことが可能な当社独自の編成例で、これは先に説明した例1と同じ理由で編成可能にしている。(3)4モジュール編成例……例4、例5 図1(c)の4モジュール編成例では、たとえば2 種類の異なった編成を行うことが可能である。例4のようにフラクシングモジュール+プリヒートモジュール+ソルダリングモジュール(1)+ソルダリングモジュール(2)の編成と、例5 のようにフラクシングモジュール+ソルダリングモジュール(1)+ソルダリングモジュール(2)+ソルダリングモジュール(3)の編成とを採用することができる。 さらにその他の編成例として、例1を2 連編成したフラクシングモジュール(1)+ソルダリングモジュール(1)+フラクシングモジュール(2)+ソルダリングモジュール(2)などの編成例を採用することが可能である。 なお、各モジュールは運転連動機能を有し、1つのモジュールの運転操作で他のモジュールの運転操作を連動させることができる。3. フラクシングモジュール 写真3は、スプレーノズル周辺の写真である。スプレーノズルには2 流体ノズルを採用している。ドロップジェット方式と比較して、スルーホール内へのフラックス塗布性が優れていること、被はんだ付け領域およびリード線への塗布均一性が優れていること、などがその理由である。 また、スプレーノズルとその配管内にIPAを供給して洗浄を行う機能があり、メンテナンス性を向上させている。さらに、X-Y 位置決めロボットの汚れを防止するレイアウトを採用している。 なお、写真3を見るとワーク搬送用のコンベアが見えるが、コンベアには特殊アタッチメントチェーンを採用し、ベルト搬送の良さとチェーン搬送の良さを両立させている。これは他のモジュールも同様である。写真3 スプレーノズル写真2 近傍予備加熱ユニット図1 編成例(PSI-250 Line)