ブックタイトル実装技術3月号2015年特別編集版

ページ
22/34

このページは 実装技術3月号2015年特別編集版 の電子ブックに掲載されている22ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

実装技術3月号2015年特別編集版

281. はじめに 様々な展示会がある中で、年の瀬の迫る12月中旬に開催されるものに『エコプロダクツ』(EcoProducts /主催(一社)産業環境管理協会、日本経済新聞社)がある。わが国最大級の展示会のひとつであり、参観者数は3日間で16.1 万人にもなり、小学生から老人まで幅広い参観者となっている。 通常の展示会であれば、参加者は、その業界関係者を中心としたものとなり、一般客までを取り込んでの参加者は非常に少ない状況である。そういう点では、幅広い層から関心を示されるということで特筆される展示会である。 2014年12月11日(木)?13日(土)の3日間にわたり、東京ビッグサイトで開催された『Eco Products2014』は第16 回目で、「見つけよう! 未来をかえるエコの知恵」のスローガンのもと、東京ビックサイト (東1?6ホール)で行われた(写真1)。 小・中学生の学習の一環として展示会に積極的に参加させているのが伺え、ブースには生徒でいっぱいな状況でもあった。各ブースではクイズが提供され、エコに関して楽しみながら学び、そしてエコグッズを賞品として提供するブースもあるので、みんな熱心にクイズの正解を求めてパネルを見ていた。 パネルも小学生でも理解できるようにカナをふったりして配慮されている。これを見ても参観者が幅広いことを示している。 展示企業も様々な業種となり、これも幅広い。環境に関係する内容で一般企業、公共団体、NGO/NPO団体、教育関係機関、工業会などが環境対応を誇りかしげに展示しているのは、見応えがある。 セミナーもブースごとに実施されているものから掃除ロボットや炊飯器などを分解させて、構造や部品などを理解させる特別イベントを実施する企業もあった。 さて以下に、『Eco Products2014』でスナップショット的に目にとまったものとして「エネルギー関連」「認証ラベル」「資源循環関連」の3 分野について紹介しよう。特定非営利活動法人 日本環境技術推進機構 横浜支部 / 青木 正光第16回 『Eco Products2014』参加報告写真1 EcoProducts2014の開催告知 写真2 2MWダウンウィン型洋上風力発電設備「ふくしま未来」