ブックタイトル実装技術12月号2014年特別編集版
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実装技術12月号2014年特別編集版
7同社製鉛フリーはんだの特許組成がISO規格に正式登録(株)日本スペリア社PR請求番号 M0706ISO規格となった合金組成を基に誕生した『SN100C』シリーズ■鉛フリーはんだ『SN100C』の基本と なる特許組成が「ISO9453:2014」 のAlloy No.403として正式登録 2014 年8 月18 日、同社製の鉛フリーはんだ『SN100C』の基本となっている合金の特許組成が、ISOのはんだ合金規格「ISO9453:2014」のAlloyNo.403として、正式に登録された。 今回新たにISO規格となった組成の特許は、2000年11月に台湾で初めて登録され、現在では、日本、米国を含む世界22カ国地域で特許登録されているもので、どの国でも製品が自由に入手できるよう、同特許のライセンスをしており、サブライセンスを含めて、現在、26社に供与されている。 『SN100C』は、この特許組成をもととして、同社が独自に開発した「すず-0.7銅-0.05ニッケル+ゲルマニウム」組成の鉛フリーはんだ。発売以来、その優れた特性が好評を得て注目を集め、国内の大手家電メーカーが量産ラインに採用したことをきっかけに、市場は一気に世界にも広がった。その後は、採用の分野もさらに拡大し、鉛フリーはんだの標準製品となる勢いで普及してきた。 今回の「ISO9453:2014」への登録について、同社では、「『SN100C』が日本国内だけでなく世界へ普及したことが、登録への大きな後押しとなったと考えています」とコメント。「今回、その基本となる合金組成がISOの規格に登録されたことで、名実共に『世界標準』になりました」としている。 さらに同社では、今後予想される、『SN100C』へのますますの需要増に対し、ユーザーに最大限の満足を提供できるよう万全の生産体制と販売体制、そして技術サポート体制を構築していく、という。 <請求番号 M7001>