ブックタイトル実装技術9月号2014年特別編集版
- ページ
- 23/30
このページは 実装技術9月号2014年特別編集版 の電子ブックに掲載されている23ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは 実装技術9月号2014年特別編集版 の電子ブックに掲載されている23ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
実装技術9月号2014年特別編集版
33観光ブームになると同時に、日本各地の環境保護団体からも注目された。 人口13,351 人(世帯数6,816)(2014-06 現在)の屋久島は、ゴールデンウィークや夏になると島外から外人を含めて多くの訪問者が訪ねてくる。縄文杉や九州の最高峰である宮浦岳(百名山の1つ)に魅せられて、その数も島外から年間32 万人もの訪問者となっている1)?3)。2. 低炭素社会の構築 屋久島は、島内でエネルギーを自給するとともに低炭素社会の構築を目指して様々な環境対応を実施している4)。 二酸化炭素の排出量を抑えるために電気自動車を導入し、島内の宮之浦、安房、栗生、永田の4カ所に急速充電器4基(図2の★印)、ホテルや旅館/民宿などに普通充電器15基を設置している。周囲約132kmの屋久島であるため十分な距離に充電設備が整備されていることになる。図2に示す急速充電ポイントは宮之浦にある屋久島環境文化村センターに設置されたものである。 また、屋久島空港に到着してまず目に飛び込んできたのが、写真2に示すような電気自動車タクシーである。この電気自動車タクシーを見ると屋久島でゼロエミッション活動に力を入れていることが分かる。 屋久島は再生可能エネルギーによる電力自給率をほぼ写真2 電気自動車タクシー図2 電気自動車用急速充電設備