ブックタイトル実装技術7月号2014年特別編集版
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実装技術7月号2014年特別編集版
30 前回は、コミュニケーションをいかに上手に実施するかの「情報伝達技法」について紹介した。今回のお役たち情報は、情報伝達のツールの一つとして「電子メール活用技法」について紹介する。これも情報伝達技法の発展系として活用していただければと思う。1. 電子メール活用技法 電子メール(Eメール)の普及は、業務の進め方に大きく寄与するものになった。電子メールが普及する前は、情報伝達手段として電話とFAXが主流であり、電話連絡で情報を伝え、電話だけでは伝達することが難しい図面情報などがある場合には、事前に相手にFAXで送ったうえで電話連絡をする必要があった。 それが今では、電子メールに図面なども添付して情報伝達ができるようになった。これによって、出張先が海外であろうが時差に関係なく、相手先の時間、場所を選ばずに情報を伝えることができるようになったのである。間接部門の生産性向上に大きく貢献した。 電子メールが普及しはじめた頃は、添付ファイルに制限があり、さらに海外へ送信した場合に日本語題名にしたために、受信側のPCでは添付資料を開くことでできず読むことができない……といったことを経験したものである。 筆者は、海外に訪問した際に電子メールを活用して連絡に使っていたが、初期の頃は、電話回線に接続しての通信であった。そのため、写真1に示すように、各国で異なるモジュラケーブルとコネクタ、極性チェッカ、ワニ口クリップ、コンセント、虫ピンなどを持参しての利用であった。特に、欧州に出張すると、国によって異なる方式のため持参は必須であった。それが、今や無線LANで接続ができるようになり、ケーブルやコネクタも不要となった。当時と比較すると隔世の感がする。 筆者がドイツに滞在していた1990年代後半は、電話回線に接続して実施する時代であったため、各種のモジュラケーブルのコネクタを持参するとともに、ドライバ、極性チェッカ、ワニ口クリップ、虫ピンなども持参道具の一つであった。備え付けの電話が一体型で壁からでないと線が取り出せない場合には、持参したドライバで開けて接続する必要があった。そのため、ドライバは必須の道具でもあった。また、壁側のコンセン写真1 電子メールの必携道具(1990年代)モジュラケーブルの各国のコネクタ極性チェッカ&ワニ口クリップ可変調整型コンセントNPO 法人 日本環境技術推進機構 横浜支部 / 青木 正光実装技術初心者のための『パスポート』 ?知のインプット/アウトプットのこつ?第9回 『電子メール活用技法』とは?