ブックタイトル実装技術5月号2014年特別編集版

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概要

実装技術5月号2014年特別編集版

10樹脂基板フレキシブル有機EL照明パネル量産工場を建設工場の生産設備の設計・保全サービスを、設備計画立案から導入後のフォローまで一貫して担う新会社を発足欧州地域の家庭用燃料電池システム事業に参入再生可能エネルギーによる発電事業の開始複合ウエハの事業化を決定低風速域対応2MWダウンウィンド型風力発電システムの初号機が新潟県で竣工 コニカミノルタ(株)は、2014年度から有機EL照明事業を本格的に展開すべく、山梨県のコニカミノルタ甲府サイト内に樹脂基板フレキシブル有機EL照明パネルの量産工場を建設する。現在建設を進めている同工場では、生産性にすぐれるロール to ロール方式を導入し、白色および調色機能付の樹脂基板フレキシブル有機EL照明パネルを量産する。竣工は2014年夏、量産の開始は2014年の秋を予定している、という。 富士フイルム(株)は、工場の生産設備の設計・保全サービスを、設備計画立案から導入後のフォローまで一貫して担う富士フイルムエンジニアリング(株)を発足させた。同社は、富士フイルムの「R&D統括本部 生産技術センター 設計グループ」と、「神奈川工場 保全技術部」の統合により設立する新会社。対象範囲は富士フイルムグループ全体だけでなく、グループ以外の会社も対象として設備に関する設計・保全サービスおよびコンサルティングビジネスを展開する。 東芝燃料電池システム(株)は、欧州での家庭用燃料電池システムの普及拡大に向けて、欧州の大手暖房機器メーカーのBDRサーメア社(BDR社)のグループ開発会社、バクシィ・イノテック社(BI社)と、家庭用燃料電池システムの開発および販売について提携した。BI社とはこれまで約2年間にわたり共同でプロト機の設計・試験を行うなど協業に向けた検討を進めてきたが、このたび、同社と欧州地域向け製品の共同開発を進め、2014年度中の市場投入を目指す。 (株)NTTスマイルエナジーは発電事業を開始した。再生可能エネルギーの普及に向けて、現在課題となっている「設備認定後に未稼働となっている太陽光発電案件」に対し、同社自らが発電主体となることで稼働を促進する。また、事業開始に伴い、太陽光発電案件に総額10億円を投資する「ご縁ソーラープロジェクト」を開始。このうち2014年4月30日までを第I期(投資規模5億円予定)として案件募集を行うという。 日本ガイシ(株)は、複合ウエハを事業化し、電子デバイス用ウエハ市場に本格参入することを決定した。事業化するのは、SAW(表面弾性波)フィルタ用複合ウエハと、複合ウエハの技術を応用した緑色レーザ光源用波長変換素子の2つ。すでに本社地区の既存設備で生産しており、物量の増加に伴い、愛知県・小牧事業所に量産拠点を整備し、2015年から生産を開始する予定。生産能力は2017年度に月間3万枚、設備投資額は約20億円を計画している。 日立キャピタル(株)と(株)日立製作所の共同出資により設立した日立ウィンドパワー(株)は、低風速域対応2MWダウンウィンド型風力発電システム『HTW2.0-86』を、(株)日立産機システム中条事業所の中条風力発電所にて竣工し、本格的な商用運転を2014年4月から開始する予定。『HTW2.0-86』は、風況のよい立地が減少している日本において、新たな市場を開拓する機種として日立が開発したもので、今回竣工したものが初号機。また、中条風力発電所は、日立ウィンドパワーが保有する初の発電所となる。コニカミノルタ富士フイルム東芝燃料電池システムNTT スマイルエナジー日本ガイシ 日立ウィンドパワー